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新NISAの始め方、手続きの流れを分かりやすく解説

2023/09/25

現行のNISA制度は2023年で終了し、2024年から新しいNISA制度が始まることが決定しています。
しかし、「新NISAをどのように始めれば良いか分からない」「2023年にNISAを始めることはできないの?」など、新NISAの始め方について疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新NISAを始めるときの流れを分かりやすく解説します。

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新NISAの始め方 ①金融機関でNISA口座を開設

2023年中に現行NISAの口座を開設しておけば、2024年1月からは新NISAの口座が自動的に開設されます。そのため、まずは金融機関で現行のNISA口座を開設する手続きをしましょう。

取り扱い金融機関一覧

NISA口座は、証券会社やメガバンク、地方銀行など、さまざまな金融機関で開設できます。
NISA口座の主な取り扱い金融機関は、以下の通りです。

● 楽天証券株式会社
● SMBC日興証券株式会社
● 野村證券株式会社
● 大和証券株式会社
● 松井証券株式会社
● マネックス証券株式会社
● みずほ証券株式会社
● 株式会社SBI証券
● 株式会社みずほ銀行
● 株式会社三井住友銀行
● 株式会社三菱UFJ銀行
● 株式会社ゆうちょ銀行
● 株式会社横浜銀行
● 株式会社りそな銀行
● 株式会社福岡銀行
など、全606社(2023年7月時点)

出典:金融庁「つみたてNISA取扱金融機関一覧について

口座開設に必要な書類

NISA口座の口座開設手続きに必要な書類は、以下の2つです。

● 本人確認書類(免許証、保険証など)
● マイナンバー確認書類(マイナンバーカード、通知カードなど)

NISA口座の開設手続きには、必ずマイナンバーの確認書類が必要です。
顔写真付きのマイナンバーカードがない場合は、通知カードのコピーを用意しましょう。
また、銀行でNISA口座を開設する場合には、通帳の提示を求められることもあるため、準備しておくとスムーズです。

新NISAの始め方 ②一般NISA・つみたてNISAを選ぶ

現行NISAでは、一般NISAとつみたてNISAの併用ができません。そのため、2023年中にNISA口座を開設する場合、一般NISAかつみたてNISAのどちらか一方を選択することになります。
一般NISAとつみたてNISAの違いは、以下の通りです。

一般NISAとは

一般NISAとは、非課税期間最長5年、年間120万円までの投資が可能です。
投資対象は幅広く、投資信託だけでなく上場株式やETF、REITなどにも投資ができます。

つみたてNISAとは

つみたてNISAは、非課税期間が最長20年間、年間40万円までの投資が可能です。
投資対象は、積立投資に適した一定の投資信託等のみに限定されます。
ただし、2024年からの新NISAでは、現行の一般NISAにあたる「成長投資枠」と、現行のつみたてNISAにあたる「つみたて投資枠」との併用が可能となります。そのため、現時点で一般NISAとつみたてNISAの区分について深く悩む必要はないでしょう。

現行のNISAと新NISAの違いについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

2024年から始まる「新NISA」とは?旧制度からの変更点、メリット・デメリットを解説
新しいNISAとつみたてNISAはどっちも併用できる!仕組みや運用のポイントを解説

新NISAの始め方③ 投資する銘柄を選ぶ

NISA口座開設の手続きが完了したら、次は投資する銘柄を選びます。
投資する銘柄を選ぶときは、以下のポイントを押さえて検討しましょう。

インデックスファンドかアクティブファンドか

投資信託には、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類があります。
インデックスファンドとは、ベンチマークとなる指標(例・日経平均株価、S&P500指数)に連動した動きを目指す投資信託のことです。
アクティブファンドとは、この指標以上の動きを目指す投資信託です。

長期投資を考えている場合は、基本的にインデックスファンドをおすすめします。
インデックスファンドは、ベンチマークとなる指標と値動きが同じなので管理がしやすく、運用コストも安いというメリットがあります。
もちろん、多少のリスクをとってもリターンを重視したいという場合は、ポートフォリオにアクティブファンドを組み込んでも良いでしょう。

投資対象はどうするか

新NISAの対象となる投資信託には、大きく分けると以下の4種類があります。

● 国内株式
● 先進国株式
● 新興国株式
● 複合資産型(バランス型)

複合資産型の投資信託の場合、株式だけでなく債券やREITも投資対象となります。

信託報酬はいくらか

長期投資を行ううえで重要なのが、運用コストです。
投資信託の運用コスト(信託報酬)の年率は目論見書で確認することができます。
信託報酬は投資信託によって異なり、年率0.01~2.6%程度(税込)とばらつきがあります。
一般的に、インデックスファンドは信託報酬が安く、アクティブファンドは高いです。

見込めるリターンはどのくらいか

目論見書で信託報酬を見るときに合わせて確認して欲しいのが、見込めるリターンです。
過去の運用実績を確認し、どのくらいの期間でどのくらいのリターンが見込めるのか想定しておきましょう。
もちろん、過去の通りの推移になるわけではありません。しかし、過去の運用実績は資産予測を立てるうえで重要な指標となります。

また、つみたてNISAの投資対象を選ぶポイントについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

つみたてNISAにおすすめの投資信託はどれ?初心者向けの選び方を解説

新NISAの始め方④ 投資する金額を決めて運用開始

投資対象を決めたら、何にいくら投資するかを決めて、運用を開始しましょう。
つみたてNISAの場合は、積立設定さえ行えば、あとは基本的にほったらかしでOKです。
ただし、積立期間が長期となる場合は、定期的にリバランスを行いましょう。

初心者におすすめしたい新NISAの始め方

投資初心者のなかには、「新NISAの始め方はなんとなくわかったものの、まだ不安がある」という方もいるのではないでしょうか。

そんなときは、IFAに相談しながら始めるのがおすすめです。
IFAとは、特定の金融機関に属さない独立系ファイナンシャルプランナーのことです。
金融商品やNISA制度についての知識が豊富で、中立の立場で資産運用のアドバイスをしてくれます。
NISAに限らず、生命保険や税金対策などあらゆるお金の悩みを相談することができるので、一生涯の資産運用のパートナーとして力強い存在となってくれるでしょう。
投資のこと、資産運用のことを知るためにも、IFAへの無料相談をぜひ活用してみてください。

新NISAを始めるならファイナンシャルスタンダードにご相談ください

2024年にスタートする新NISAは、現行NISAとは異なる新しい投資非課税制度です。
「新NISAのことがよく分からない」「何にいくら投資すればいいのか分からない」という場合は、投資の専門家であるIFAに相談し、二人三脚で始めてみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルスタンダードには、投資信託や新NISAについての知識を有した経験豊富なIFAが多数在籍しております。投資初心者の方でも気軽に参加いただける無料の個別相談会やWebセミナーなどもございますので、ぜひお気軽にご活用ください。

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