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IFAとFPの違いとは?比較しながら分かりやすく解説

2022/07/25

お金の相談というとFPを思い浮かべる方も多いと思いますが、IFAは金融商品の仲介ができる専門家として、FPよりも幅広いサポートが可能です。資産運用を始めるときは、IFAとFPの違いを理解したうえで、自分に合った相談相手を探しましょう。

この記事では、IFAとFPの違いを比較しながら解説します。

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IFAとFPの基本的な違い

IFAとは、Independent Financial Advisorの頭文字をとった略称で、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」や「独立系金融アドバイザー」と呼ばれることもあります。

金融アドバイザーというと、証券会社、銀行、保険会社などの企業に属し、顧客に対してお金に関するアドバイスを行うのが一般的ですが、IFAは特定の企業に属さず、独立の立場で金融仲介業者としての登録をしているのが特徴です。

一方で、FPとは、Financial Plannerの頭文字をとった略称で、ファイナンシャルプランナーと呼ばれます。

一般的な金融アドバイザーと同じく企業に所属し、顧客に対して家計の分析や見直し、資産設計や資金計画など、家計にまつわるお金のアドバイスを行うのが仕事です。

IFAは、FPよりもさらに踏み込んだ資産運用の提案、具体的な金融商品の仲介が可能です。多くのIFAはFPの資格も取得しているため、家計の見直しから資金計画、資産運用まで、お金に関して総合的に相談することができるでしょう。

IFAとFPの資格に関する違い

FPの資格には、大きく分けて2つあります。

一つは国家資格である「FP技能士」です。FP技能士には、1級~3級まで3つのレベルがあり、有効期限がないため、一度取得すれば一生涯において有効です。

もう一つは民間の資格で「AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)」と「CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®)」です。いずれの資格も日本FP協会が認定するもので、有効期限が設けられています。難易度としては、AFPがFP技能士2級と同等、CFP®がFP技能士1級とほぼ同等の水準です。2022年3月現在、日本では16万人のAFP、2.4万人のCFP®が活躍しています。

 

一方、IFAにはFPのような資格制度はありません。極端なことを言うと、「私はIFAです」と言えば、その日からIFAになることも不可能ではないでしょう。

しかし、実際にIFAとして金融商品を提案し、仲介を行うためには、証券外務員の資格が必要です。

証券外務員には一種と二種があり、一種外務員試験に合格すると、デリバティブやレバレッジ取引など、二種外務員が行うことができない職務の対応も可能となります。

IFAとFP、相談できる内容を比較

IFAもFPもお金に関するアドバイスを行うプロですが、所有している資格によって相談できる内容が異なります。

ライフプランの相談や家計の見直し、資産運用に関するアドバイスは、IFAとFPどちらも可能ですが、具体的な金融商品の提案・仲介ができるのは、証券外務員資格を有し、金融仲介業者としての登録があるIFAだけです。

FPが特定の金融商品をすすめたり、販売したりするのは法律違反となることを覚えておきましょう。

また、IFAのなかには「生命保険募集人」の資格を保有している人もいます。このようなIFAの場合は、株式や投資信託などの運用だけではなく、個人年金保険や終身保険といった保険商品の提案も可能なため、幅広い選択肢のなかから、自分に合った金融商品の提案や運用プランのアドバイスをしてくれるでしょう。

 

資産運用の相談はIFAがおすすめ

ではFPとIFA、資産運用の相談相手としてどちらが適しているのでしょうか。

 

IFAの役割は、顧客のライフプランや資産状況などをヒアリングしたうえで、要望を叶えるためのプランニングを行い、最適な金融商品の提案・仲介、運用のサポートを行うことです。

資産運用において最も重要なことは、資産を増やすことではなく、資産を減らさないことにあります。

資産運用は、貯蓄とは異なります。資産を増やせる可能性は十分ありますが、資産を減らしてしまうリスクもあるのです。

資産運用は金融商品を購入すれば終わりということではなく、定期的なメンテナンスが必要です。

銀行や証券会社など特定の企業に所属していないIFAは、転勤や配置換えもないため、一生涯を通じたお金の相談相手として、顧客の人生に寄り添うことができます。

資産運用に関するメンテナンスやアフターフォローも含め、長期的なお付き合いができるお金の相談相手としてはIFAがおすすめです。

信頼できるIFAの探し方

現在日本で活躍するIFAの人数は約4,200人とそれ程多くはありません。

また、IFAと一口に言っても、株式の売買を得意とする短期志向のIFAもいれば、長期的なプランニングを得意とするIFAもいるなど、得意不得意はさまざまです。

そのため、まずは自分に合ったIFA、信頼できるIFAと出会うことが大切なのです。

 

例えば、IFAの比較サイトなどを利用し、金融商品仲介業登録日や金融商品仲介業登録番号、対応エリア、取り扱い内容などを確認することができます。IFAは金融商品仲介業の登録が必須なので、金融商品仲介業登録番号や登録日からおおよその実績を把握することができるでしょう。

また、IFA法人が主催する資産運用に関するセミナーや個別相談会などが開催されていることがあります。

無料で参加できるセミナーなどもあるので、IFAの講演内容や相談に対する対応を直接体験し、自分と相性の良いIFAを探してみつけてみましょう。

IFAとFPの違いを知って信頼できるお金の相談相手を探そう

IFAとFPには、それぞれに特徴があり、人によって所有している資格や得意分野、不得意分野なども異なります。家計の見直しやライフプランの作成ならFP、資産運用の相談や金融商品の提案・仲介ならIFAなど、自分に合ったお金の相談相手を探していきましょう。

資産運用を始めるなら、まずは信頼できるIFAを探すことが重要です。

ファイナンシャルスタンダードでも無料セミナーや個別相談会を開催しているので、ぜひお気軽にご参加ください。

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