2020年のオリンピック開幕もあり、東京では現在再開発ラッシュが続いています。
これから自宅を購入する方や、マンション投資を始めようとしている方にとってはどこが注目エリアか気になるところでしょう。

そこで今回の記事では現在再開発が進む理由と、オリンピック後も積極的な再開発が予定されている2つのエリアについて解説していきます。


なぜ今東京で再開発ラッシュが進んでいるのか
再開発とは、ある非効率性な土地を稼働させるため、用途を転換して魅力的な街づくりを行うことで都市を再生させることです。

日本は高齢化社会に突入し、東京でも2025年以降は人口が減少することが予想されています。
人口減少とともに経済も冷え込むことが懸念されるため、経済がより発展しやすい環境を街づくりによっても整える必要があります。

そのため、政府は再開発を後押ししています。国家戦略特区を設定することで、外国企業の東京への誘致を図り、国際的ビジネスの拠点の形成をするために意気込んでいます。

国家戦略特区を利用した再開発を行うとことで、事業費の1割相当の補助が受けられるため、各デベロッパーは積極的に再開発を行っています。

では、オリンピック後も積極的な再開発が進むエリアはどこなのでしょうか?
以下で2つの注目エリアについて詳しく解説していきます。


大規模開発が目白押しな港区
日経アーキテクチャの調べでは、港区の2018年開発総面積が前年に比べ1.8倍となりました。

参考:日経アーキテクチャ https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00091/00006/

港区には「六本木ヒルズ」、「東京ミッドタウン」などの日本のランドマークとなる高層ビルが存在します。
さらに今後はリニア開通で賑わう「品川駅周辺」と、2020年に東京メトロ日比谷線の新駅となる「虎ノ門ヒルズ駅周辺」の再開発が予定されています。
それぞれについて見ていきましょう。

品川駅周辺
品川駅周辺には大きく二つの再開発を後押しする材料があります。
一つは2020年の東京オリンピック開催にあわせて暫定開業される「高輪ゲートウェイ駅」です。
もう一つは2027年に開業予定のリニアの駅ができる「品川駅」です。

いずれもJRが再開発を進めています。
2027年のリニア開業により東京-名古屋間が40分で結ばれ、ストロー効果により名古屋から通勤する人が増え、品川駅周辺が活性化する可能性があります。

虎ノ門ヒルズ駅周辺
虎ノ門ヒルズの開発を行った森ビルによると、虎ノ門のグローバルビジネスセンターを目指すと述べています。

2019年はオフィスを中心とした「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」、住宅を中心とした「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」を竣工予定です。
2020年には虎ノ門ヒルズ駅が開業し、さらに虎ノ門ヒルズ駅と共に一体で開発を進める「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が2022年に竣工予定です。

新たに3棟の超高層タワーが誕生することで、六本木ヒルズに匹敵するインパクトを与える可能性がありそうです。


東急が本気で再開発に取組む渋谷駅
2012年に開業した渋谷ヒカリエを皮切りに、渋谷駅では他にもいくつかの大規模プロジェクトが予定されています。

大規模なプロジェクトとしては、2019年秋に「渋谷スクランブルスクエア」、「渋谷フクラス」が竣工、2019年秋に「渋谷パルコ」の複合施設化リニューアル、2023年竣工予定の「渋谷駅桜丘口地区の新複合施設」などがあります。
現在の渋谷駅周辺の再開発は100年に一度と言われ、その開発を担うのが東急電鉄です。

渋谷は少し前からオフィス不足が懸念されていたため、特にオフィスビルの建設が積極的に行われています。

渋谷はビットバレーと呼ばれ、IT企業の集積地として有名です。
ところが近年六本木や赤坂、さらに丸の内や大手町などの東側に比べビジネスの拠点として見劣りしています。

それでも再開発によりハイグレードなオフィスを新たに整備したことで、2010年に六本木にオフィスを移したグーグルも本社機能を渋谷に戻すことになりました。
またシェアオフィスなども増設し、スタートアップ企業や、クリエーター、アーティストなどが集まる街として生まれ変わろうとしています。

東急が取組む再開発により、渋谷はこれから若者だけの街と言われなくなるかもしれません。


まとめ
今回の記事のポイントは、
●東京の再開発ラッシュは政府の後押しもあり、今後も続いていく
●港区は新駅開業とリニア開通により、さらなる発展が続く
●渋谷駅周辺は若者の街から日本のビジネスの拠点となりつつある
でした。

東京の再開発ラッシュは国家戦略特区の指定もあり、オリンピック後も続いていくことでしょう。
通勤するにもマンション投資を行うにも、現在再開発が積極的に行われているエリアを中心に物件を選ぶことが重要です。
今後も再開発エリアに注目していきましょう。



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