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アービトラージとは?機関投資家の投資手法 アービトラージを解説

2016/08/02

投資手法のひとつである、アービトラージ

この言葉を耳にしたことがあるでしょうか?主に、株やFXなどでの取引において、機関投資家が多く用いる手法になります。今回は、このアービトラージについて、わかりやすく解説していきたいと思います。

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アービトラージとは?

アービトラージとは、裁定取引を意味する金融業界用語で、株などの取引手法のひとつになります。価格の差や金利の差をうまく利用して売買することによって、将来的に価格差を稼ぐことをいいます。他にも、「サヤ取り」「ペアトレード」といった表現がされている場合もあります。

また、必ずしも株などの金融業界での用語に限らず使用される場合もあります。たとえば、Amazonアービトラージのように、同じ商品を安いところで仕入れて、高い市場で売るという手法も、アービトラージの原理と同じことになります。

機関投資家などではよく用いられている投資手法

アービトラージは、このように利鞘を稼ぐ手法であることから、個人での取引においてはあまり大きく稼ぐことはできません。しかし、大口で投資を行うことができる機関投資家などでは、リスクを抑えて稼ぐ投資手法として多く用いられています。機関投資家などは、銘柄のペアを見つけるのも非常にうまく、システム化をして行っている企業も中にはあります。

アービトラージの具体的な取引手法とは?

アービトラージは価値が同じ物でありながら、場所や市場で価格差が出てきた場合などに用いられる手法になります。売りと買いは基本、両建てで行います。

同じような銘柄Aと銘柄Bで、通常株価の差は300円ほどでした。ある日、Aは割安、Bは割高な状態となり、その差は500円になりました。このタイミングで、銘柄Bを空売りして、銘柄Aを買います。また、その後日通常の株価の差である300円に戻り反対売買を行うことで、サヤが収縮した分の200円の利鞘を得ることができるという仕組みです。

アービトラージのメリットは?

アービトラージは、差益を得ることが目的となるため、大きなもうけはあまり期待できるものではありません。しかし、リスクも低く無理な予想をしないで済む分、ストレスなく取引ができるというメリットがあります。また、価格が下がっても上がっても利益が出るので、安定的に利益が得られるというメリットがあるのです。

まとめ

アービトラージは、似たような動きをしている銘柄を見つけることがまず、最初のポイントになります。機関投資家のように大口で投資を行って大きな利益を得るのはなかなか難しいですが、コツコツとリスクを抑えてもうけたいという方であれば、個人でも行える投資手法です。金融商品によって、手法や見極め方は多少異なる部分が出てくることもありますが、ひとつの投資手法として知っておくのも良いでしょう。

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