必ずしも、この数字が多ければ会社としての価値が高いとは限りません。
あくまでも創業時に出資を受けた額であって、その後の業績とはまったく関係ないためです。元手が少なくても大成功を収めることもあれば、逆に経営不振によって倒産することもあります。

会社のバリューはプロのアナリストが経済や政治の状況などさまざまな情報も加味してやっと計算できるものです。もちろん、経営において元手が多いほうが有利です。しかし、この数字だけで判断してしまうと、投資などにおいては大失敗につながるかもしれません。

資本金とは事業開始時に受けた出資金額のことを指し、この数値によって大企業か否かの判別も行います。会社の規模やスタミナを表す重要なファクターですが、会社の価値そのものを表わすわけではないという点には注意したいところです。株式投資においては、これも含めてより多くの視点で観察する必要があります。

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