トランスイート四季島が凄い!セレブで豪華なクルーズトレイン
2017年の春からの運航が決まり、注目を集めているクルーズトレイン「トランスイート四季島」
列車内もコースも非常に豪華でセレブリティだといわれているため、興味が湧く方も多いのではないでしょうか?今回はそんなトランスイート四季島についてご紹介したいと思います。
トランスイート四季島はJR東日本が運行をするクルーズトレイン
トランスイート四季島は、JR東日本が2017年5月から運航開始をする予定のクルーズトレインです。クルーズトレインとは、その名の通りまるで豪華客船のように、寝台列車に乗りながら、観光を楽しむものになります。現在は春から秋のプランとしていくつかのコースを打ち出しています。
10両編成の列車内の客室はどれもスイートルーム以上
トランスイート四季島の客室はどれも豪華です。10両編成の列車内であるにもかかわらず、定員はなんと34名と限定されたものです。
豪華な客室の他には、展望窓が大きく設けられた展望車、おしゃれな空間でお酒を楽しめるラウンジ、優雅な気分で食事を味わえるダイニングスペースなど、くつろぎの空間も用意されています。また、最上級のスイートルームには、なんと檜風呂の浴室まで用意されているんです。
デザイン性の高さにも注目
トランスイート四季島は、外観や内装のデザイン性の高さも注目されています。デザインは、過去にはフェラーリのデザインも経験した工業デザイナー奥山清行氏によるもので、北海道や東北の木材などにこだわって作られています。デザインのコンセプトは、「時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」。日本の伝統素材を使いながら、和の雰囲気たっぷりに、豪華さや品の良さを重視したデザインとなっています。
気になるトランスイート四季島のコースは?
現在発表されている春から秋のコースは、3泊4日コースと1泊2日コースの2パターンとなっています。
3泊4日コースでは、上野駅を出発して、日光、青森、函館、そして山形、新潟県を経由して上野駅と戻ってくる形になります。途中3日目の青森で経由する駅などが異なる形で2種類のプランが用意されています。
1泊2日のコースでは、上野駅を出発し、1日目は塩山駅を経由し、山梨で下車して観光。その後、姨捨駅を経由して車中泊となります。2日目は会津若松駅にて下車して、会津観光を楽しみ、上野駅へと戻ってくるコースになります。
価格はどれくらい?
トランスイート四季島は、客室によって利用料金が異なります。客室はすべて2人用のスイートルームとなっており、部屋のグレードは3種類となっています。細かく料金設定がされていますが、最も高い「四季島スイート(メゾネットタイプ)」の五能線コースでは、ニセコまたは登別での宿泊も含めて1人あたり95万円となっています。通常のスイートルームの場合でも、一番安い料金設定でも1人あたり74万円と、まさにセレブで豪華な価格設定となっているようです。
一方、1泊2日のコースは車中泊となることもあって、比較的リーズナブルな料金設定となっています。通常のスイートルームを2名で1室利用した場合は、1人あたり32万円、デラックススイートで40万円、四季島スイートになると45万円となっています。
ちなみに、どの客室も基本的に2名で1室の利用となっていますが、1名で1室利用することも可能です。その場合は、利用料金が割り増しのため注意が必要です。
予約はすでに2016年5月から開始
トランスイート四季島は、客室以外ではドレスコードを設けるなどして、まさにセレブが利用する空間といえる雰囲気です。
ただきらびやかで豪華なだけでなくセレブ感満載の優雅な日本の列車旅では、短い時間でも充実した時間を味わうことができるでしょう。5月6月分の予約はすでに始まっていますが、まだまだ秋も体験できるチャンスはあります。ぜひ、一度味わってみたいものですね。