秋の新米シーズンに食べたい全国のおいしいお米7選
実は全国にある特Aランクのお米
もうじき新米の季節です。この時期になると、「ああ、やっぱり新米は美味しい!」と毎年感じますよね。この幸福感はお箸の国の人の特権です。今年ももうじき、あの幸福感がやってきますよ。
さて、皆さんはどの種類のお米を食べていますか?コシヒカリがやはり根強い人気ですが、今や美味しいお米はコシヒカリだけではないんです。日本穀物検定協会が毎年2月に発表する「食味値ランキング」を見てみると、最高ランク特Aに選ばれたお米はコシヒカリ以外でなんと19銘柄もあります。その生産地も様々で、最近では有名な産地となった北海道から東北はもちろん、全国どこの地方からも特Aランクが出ているんです。
そこで、今回は地域別にオススメのお米を一つずつ紹介していきたいと思います。コシヒカリはさまざまな地域で作られていますが、今回は横綱コシヒカリ以外の美味しい銘柄を発掘していきましょう。
全国のコシヒカリ以外のおいしいお米7選
まずは北海道。イチオシは「ゆめぴりか」です。もっちりとしたやわらかいお米の代表格ですでに有名ですが、食べた事がない方はぜひ食べてみてほしいお米です。お米は噛むほどに甘いと言いますが、このお米は口に入れた瞬間から甘いんです。全国の優秀銘柄の中でもイチオシしたい逸品です。
ゆめぴりか:http://www.yume-pirika.jp/
次に東北。山形県の「つや姫」がオススメです。こちらは6年連続特A受賞の実力派。名前の通りつやがあり、もっちりしたお米が人気の中、あっさりとした食味でありながら6年連続受賞というスゴイ実力の持ち主。あっさりでも甘味がちゃんとあり、冷めても美味しいお米です。
つや姫:http://www.tuyahime.jp/
関東からは栃木県の「なすひかり」。こちらも6年連続特A受賞の優秀なお米です。粒が大きく、コシヒカリ由来の甘さがある美味しいお米で、稲が倒れにくく収穫量が確保しやすいため手に入りやすいお米とも言えます。パッケージのトンボの絵が目印です。
なすひかり:http://www.tochigimai.jp/okome/nasuhikari.html
中部はコシヒカリの生産がとても多い地方ですが、そんな中、コシヒカリ以外で特Aをとったのが福井県の「あきさかり」。こちらはコシヒカリと同じ位の甘さと粘りがありながら、収穫量が多く安価に手に入るという嬉しいお米。全日空の国際線ファーストクラスの機内食で使用されているという実力です。
あきさかり:http://info.pref.fukui.jp/hanbai/syunfile/syun28/tokusyu/tokusyu_02.html#03
関西地方では滋賀県の「みずかがみ」。滋賀らしいネーミングで水色のパッケージが目立ちます。甘さは程よく、粘り気もほどほど。誰にでも好まれるバランスのいい食味です。後発ブランド米なのでお安いのもうれしいポイントですね。
みずかがみ:https://shigaquo.jp/special/mizukagami/
中国・四国地方からは山口県の「きぬむすめ」をご紹介。きぬむすめは関西から中国地方まで広く作られているお米で、その特徴はつやと炊きあがったご飯の白さ。真っ白なご飯って、輝いていて見飽きない美しさですよね。粘りが強くてもちもちです。
きぬむすめ:http://www.yc.zennoh.or.jp/rice/news/news21.html
最近お米が美味しいと評判の九州地方からは佐賀県の「さがびより」をご紹介。以前は稲作といえば東北でしたが、今や九州でも美味しいお米がたくさんあります。その中でもさがびよりは6年連続特A受賞の安定した美味しさ。粘り気が程よくバランスのいい美味しさです。
さがびより:http://www.pref.saga.lg.jp/kiji0032184/index.html
さあ、全国津々浦々から美味しいお米が続々発売されます。今年食べたいお米は決まりましたか?新米の季節はあっという間に過ぎていきます。遠くの地方のお米は通販もチェックして食べ比べてみたいものです。