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積立投資では私情(相場感)を挟むべからず

2015/09/03

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中国の景気減速懸念を背景とした世界同時株安は、落ち着きを取り戻しつつありますが、コラム執筆時点では明確に底を打ったとは言えないのかもしれません。
株価の高値や安値は後になってわかることであり、常に当てることをできるのは神様だけと思われます。
このため私たち個人投資家は、高値掴みを避けるために時間分散を利用して投資を行う必要があるのです。

時間分散を機械的に行う投資スタイルに投資信託の積立投資、通称「投信積立」があります。
投信積立の利点は、毎月一定の金額で投資信託を買い付けて行くことから、価格が高いときには少ない数量を、価格が安い時にたくさんの数量を買い付けて行くことができるため、毎月一定の量を購入する「定量購入」と比較すると、平均取得単価を抑える効果が期待でき、収益をあげるチャンスを増やすことがあげられます。
もう1つが銀行口座などからの引き落しにより買い付けを自動的に行ってくれることから、今回の世界同時株安のような局面でも、機械的(躊躇せずに)に投資信託を買い付けてくれることです。
世界同時株安などの株価急落局面を目の当りにしてしまうと、投資を行うことに萎縮してしまうそうですが、投信積立であれば自動的に買い付けてくれるため、安い価格でたくさん購入するというタイミングを逃すことがないのです。

しかしながら、個人投資家のハート(心理)は弱いもの。連日のように株価が大きく下げ、また新聞やニュースなどが株価急落を大々的に報じると、これ以上投資信託を購入するのは怖い、相場が落ち着くまで購入を一時的にストップしようという気持ちがむくむくと湧き、投信積立をストップしてしまったケースが過去にはたくさんあったのです。
投資積立をストップした人は、自らの判断がその後の大きな収益を得るチャンスを逃し、私情を挟まず愚直に投信積立を続けた人は、その後に大きな収益を得たのは言うまでもありません。

今回の世界同時株安が2008年のリーマンショックのように長引くかどうかは、執筆時点では定かではありません。仮に長引いたとしても私情(相場感)を挟む事なく淡々と投信積立を続けることが、過去の経験則では後に大きな収益を得るチャンスを得たのです。
投信積立に私情を挟んで買い付けをストップすることだけは控えるべきなのです。
難しいかもしれませんが、経験則からは余裕があればスポット買いなどで買い増しをしてもよいと思われてなりません。

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