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新NISAの成長投資枠に注目!最大限活用するおすすめの方法を解説

2023/11/20
新NISAの成長投資枠に注目!最大限活用するおすすめの方法を解説

2024年にスタートする新NISAでは、「成長投資枠」をどう使うかに注目が集まっています。
なぜなら、新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能となるからです。

この記事では、新NISAの成長投資枠について分かりやすく解説したうえで、成長投資枠を最大限活用するおすすめの方法を紹介します。

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新NISAの成長投資枠とは?

まずは、新NISAについておさらいをしておきましょう。
2024年1月から開始となる新NISAの大きな特徴は、主に以下の5つです。

  • 年間投資枠が拡大する
  • 非課税保有限度額が拡充される
  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になる
  • 売却により年間投資枠が復活する
  • 非課税保有期間が無期限化される

関連記事:
2024年から始まる「新NISA」とは?旧制度からの変更点、メリット・デメリットを解説

新NISAは、現行のNISA口座とは別口座で管理することになります。
対応方法は証券会社ごとに異なるものの、現在すでにNISA口座で運用をしている場合、2024年1月に自動で新NISA口座が開設されるというケースが多いです。

ただし、現在のNISA口座にある商品が、新NISA口座に引き継がれるわけではありません。
現在NISA口座で運用中の商品は、非課税期間が終わるまでの間、新NISAの非課税保有枠とは別枠で保有することができ、新NISAでは新たな商品の買い付けが可能です。
新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能となるため、自由度の高い資産運用ができるようになります。

関連記事:
新しいNISAとつみたてNISAはどっちも併用できる!仕組みや運用のポイントを解説

そこで注目されているのが、「成長投資枠の活用方法」です。
まずは、新NISAの成長投資枠とは何か、特徴やメリットについて解説します。

年間投資額は240万円

新NISAの成長投資枠は、現行NISAにおける一般NISAの役割をもつ枠のことです。

新NISAの年間投資枠は240万円です。
これまでの一般NISAは120万円だったため、2倍にまで増額されたことになります。

さらに、投資信託だけではなく、上場株式なども購入することができ、一括投資も可能となっています。

非課税保有限度額は1,200万円

新NISAの成長投資枠における非課税保有限度額は、1,200万円です。
これまでの一般NISAは600万円だったため、こちらも2倍に増額されています。

さらに、これまでは一度使った投資枠が復活することはありませんでしたが、新NISAでは枠の再利用が可能です
商品を売却すれば非課税保有額は復活するため、何度でも投資ができます。

ただし、一度使った投資枠が復活するのは商品を売却した翌年以降なので、デイトレードなどの短期売買を繰り返すことはできません。

投資対象商品が豊富

つみたて投資枠では「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」にしか投資をすることができませんが、成長投資枠では上場株式やETFなど他の投資商品も購入することができます

成長投資枠での投資可能商品については、投資信託協会のHP内にある「NISA成長投資枠の対象商品」のページで順次公開されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

新NISAの成長投資枠で注意したいポイント

新NISAの成長投資枠は、上手に活用すれば効率よく資産を増やせるというメリットがあります。
つみたて投資枠のように一定の基準に沿って選ばれた投資商品だけでなく、上場株式やETF、REITなども比較的自由に購入することができます。

ただし、成長投資枠の対象となる商品のなかにはリスクの高いものも含まれているため、初心者には向かないことも考えられます。

成長投資枠を活用する際は複数の商品に分散するなど、適切なリスク対策を講じる必要があるでしょう

新NISAの成長投資枠を活用するおすすめの方法

新NISAの成長投資枠は、投資信託やETF、REITなどを比較的自由に購入できるうえに、一括投資も可能です。
注意点はあるものの、上手に活用すれば効率よく資産を増やせるかもしれません。

ここからは、新NISAの成長投資枠を最大限に活用するためにおすすめの3つの方法を紹介します。

つみたて投資枠と成長投資枠を併用する

新NISAを始める場合も、やはりベースとなるのはつみたて投資枠です。
投資信託は長期的に運用したほうが成果もでやすいため、まずはつみたて投資からスタートし、そのうえで成長投資枠を併用するのがベストでしょう

また、成長投資枠を活用したいけれど、あまり投資対象を増やしたくないという方もいるのではないでしょうか。
そのような場合、つみたて投資枠で運用している商品を、成長投資枠を使って買い増すというのも一つの方法です

つみたて投資枠の年間投資上限は120万円ですが、成長投資枠の年間投資上限は240万円です。
つまり2つを併用することで、最大360万円までの投資ができるようになります。

余剰資金を成長投資枠に一括投資する

成長投資枠では、一括投資も可能です。
一括投資では、投資タイミングを見極める必要があるものの、上昇局面では短期間でリターンを得ることができるというメリットがあります。

運用に回せる余剰資金がある方は、一括投資に挑戦してみても良いでしょう
成長投資枠の年間投資枠は240万円で、つみたて投資枠の倍です。
大きな金額を投資に回せば、それだけ期待できるリターンも大きくなります。

ただし、リターンが大きいということは、それだけリスクも大きいということです。
生活に必要な資金を一括投資に回してしまうと、大きな損をした時に生活が困窮してしまうリスクがあります。

成長投資枠で一括投資をする場合は、必ず余剰資金を使用してください。
無理なく投資に回せる資金がないときは、無理に一括投資をする必要はありません。

IFAに相談しながら運用する

成長投資枠は、つみたて投資枠よりも幅広い種類の商品が対象となります。

前述の通り、一括投資で大きなリターンを狙うこともできますが、リスクが高い商品もあるため、特に初心者の場合は投資タイミングの見極めが難しく、何に投資すれば良いか分からないという方も多いでしょう。

そのようなときは、資産運用のプロに相談するのがおすすめです。

新NISAでの運用については、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談してみてはいかがでしょうか。
IFAは特定の金融機関に属さず、資産運用に関して中立な立場でアドバイスを行います。

適切な投資商品の選び方や、分散投資によるリスク管理の方法について詳しい説明をしてもらえるのはもちろん、アドバイスだけではなく実際の運用まで、二人三脚で進めることが可能です。

新NISAの成長投資枠はIFAと二人三脚で最大限に活用しよう

2024年にスタートする新NISAでは、成長投資枠の使い方が成功の鍵だと言われています。

つみたて投資枠との併用が可能なだけではなく、年間240万円までの一括投資もできるため、これまでよりもずっと効率よく資産を増やせる可能性が期待できます。

関連記事:
新NISAは富裕層も注目している?使わないと損する活用方法を解説

新NISAの成長投資枠の活用法については、IFAに相談しながら慎重に検討していくことをおすすめします。
ファイナンシャルスタンダードには、NISAに関する豊富な知識と経験を有するIFAが多数在籍しています。
初めての方でも気軽にご参加いただける無料の個別相談会やWebセミナーなども実施しているので、ぜひご活用ください。

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