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共感が挑戦を支えるクラウドファンディングの底力

2017/09/15

近年話題上がることの多くなったクラウドファンディングという言葉をご存知でしょうか?
Crowd(=群衆)とFunding(=資金調達)を掛け合わせた造語で、様々な事業計画や新たなアイディアを実現するために、一般個人から資金調達することが可能なオンラインプラットフォームです。

クラウドファンディングと一言でいっても今は様々な種類があります。非投資タイプと投資タイプに二分され、それぞれをさらに色分けすると非投資タイプには「寄付型」「購入型」の二種類、投資タイプには「ファンド型」「株式型」「融資型」の三種類に分類されます。
それぞれどのような特色があるのでしょうか?

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①「寄付型」~ここから始める社会貢献~

非投資タイプ。ネットを通じて国内や海外に寄付活動をすることができます。主に震災や台風などによる災害の復興支援や難病支援、発展途上国への支援などがあります。

日本では2011年に起こった東日本大震災をきっかけに、復興事業の資金調達手段として取り入れられたことで広まりました。昨年発生した熊本地震の復興支援ツールの一つとしても注目されています。
一般的な寄付とは少し異なり、寄付後も活動の状況や資金使途が報告書や礼状として手元に届く透明性の高さもポイントです。

②「購入型」~夢ある新アイディアを応援~

非投資タイプ。新たな商品やサービスを開発する新事業やプロジェクトを支援する仕組みです。「報酬型」とも呼ばれ、金銭でのリターンはありませんが、生み出された商品やサービス、権利などを受け取ることができます。
プロジェクトの発展過程を見届けられる点や、共にプロジェクトを作り上げる実感を持てる点などが魅力です。

③「ファンド型」~分配金や独自の特典を楽しみに~

投資タイプ。新事業やプロジェクトを立ち上げるにあたって、計画に賛同する個人投資家から匿名組合を通じて出資を募り、売上等の成果に基づき契約期間中に定期的に金銭でのリターンを配分する仕組みです。
後述する「融資型」と似ていますが、「ファンド型」は融資ではなくあくまでも投資したファンドから分配金を受け取るという形式です。また、金銭でのリターンだけではなく、その企業の商品やサービスが提供される場合もあり人気を集めています。

④「株式型」~将来輝く企業をよく見定めて~

投資タイプ。2014年の金商法改正により、2015年から解禁となった比較的新しいサービスです。ベンチャー企業等の非上場株式に対して投資を行います。
これまで未公開株は一部例外を除き売買が禁止されていましたが、この株式型クラウドファンディングによって上場株式と同様に売買益や配当を受け取ることが可能になりました。
投資先企業の将来性や安定性をよく見極めることがとても大切です。

⑤「融資型」~世界のクラウドファンディング市場の代表~

お金を必要としている事業者に対してお金を融資する形で支援を行う手法です。「貸付型」や「ソーシャルレンディング」とも呼ばれます。
世界のクラウドファンディング市場でのシェアが最も高いのがこの「融資型」です。プロジェクト開始のための資金を個人投資家が融資し、企業側は金利をつけて毎月元利金の一部を返済していくという仕組みです。
融資先は不動産やベンチャー企業など多岐に渡り、比較的少額から始められるため、複数の案件に分散投資することも可能です。

日本でクラウドファンディングが正式に開始されたのは2011年からで、認知度はまだまだ高くないのが現状です。
しかし、アメリカを筆頭に世界ではクラウドファンディングを利用した資金調達と資産運用が活発に行われており、市場規模も年々急速に拡大しています。
クラウドファンディングには小さなアイディアや目標の芽を大きく育てて開花させる力があります。自身に合った手法で、共感できる目標や魅力を感じるプロジェクトを見つけてみてはいかがでしょうか。

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