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実用化も近い「空飛ぶ車」関連銘柄を調査する

2020/04/24

ひと昔前には遠い未来のツールだと思われていたスマートフォンや3Dプリンタなどが実用化され、さらには今、「空飛ぶ車」までもが登場間近となっています。

2020年には実機でのテストが始められ、2023年には実用化、そして2050年までには一般的な移動手段として社会に定着していると予想されています。

「空飛ぶ車」という名前から想像すると、既存の自動車メーカーが開発を進めるものとイメージしてしまいますが、「空飛ぶ車」を開発しているのは自動車メーカーだけではありません。

では、「空飛ぶ車」の実用化に向けて、どのような銘柄に注目すれば良いのでしょうか。

現在の開発状況や技術にも触れながら、「空飛ぶ車」関連銘柄として名前が挙がっている企業について調査してみます。

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「空飛ぶ車」は、車というよりドローン?

トヨタ自動車出身の福澤知浩代表が率いるスカイドライブ社は、愛知県豊田市を拠点とする「空飛ぶ車」を開発するスタートアップ企業です。

スカイドライブ社が開発している「空飛ぶ車」は、車体の四隅にプロペラを配置したドローンのような外観をしています。

世界的に見れば、飛行機のような両翼を備えたスタイルのものもありますが、自動車の車輪の替わりにプロペラを付けたドローンスタイルのものが主流です。

このため、スカイドライブ社の出資者には、千葉功太郎氏のドローンファンド(2号ファンド)が名を連ねています。

スカイドライブ社の関連銘柄としては、福澤代表の出身であるトヨタ自動車(銘柄コード7203)のほか、技術協力を行っているNEC(日本電気/銘柄コード6701)や、パナソニック(銘柄コード6752)などが挙げられます。

「空飛ぶ車」はタクシー、物流、災害支援などで活躍

将来的に「空飛ぶ車」が実用化された場合に、どのような活用シーンがあるのかについて具体例をいくつか挙げます。

まず、人を輸送するということでタクシーとしての「空飛ぶ車」の活用が想定されています。自動運転で都市の上空を飛び回るイメージです。

また、人だけではなくモノの輸送にも「空飛ぶ車」が利用され、小型のドローンでは運搬できないような大型の荷物の輸送にも対応します。

さらに、陸の移動が困難になった被災地などでの災害支援でも、現場作業員や医療関係者などの運搬に「空飛ぶ車」が活躍しそうです。

このような未来の社会では、既存のビジネスが消滅してしまう可能性も指摘されていますが、新しい技術を積極的に導入することによって新たなビジネスチャンスを掴む企業も出てくることでしょう。

関連銘柄としては、物流大手のヤマトホールディングス(銘柄コード9064)などの動向にも注目しておく必要がありそうです。

世界ではグーグルやウーバーも「空飛ぶ車」に参入

世界に目を向けてみると、ITテック系企業のなかに「空飛ぶ車」の開発を行っている企業がいくつかあります。

特に頻繁に話題になっているのは、検索サイト大手のグーグルを傘下におさめるアルファベット社(銘柄コードGOOGL)や、配車アプリのウーバー(銘柄コードUBER)です。

アルファベット社については、IT関連の先端技術で多岐に渡る開発を行っているため、「空飛ぶ車」だけを材料にして投資判断を行うことは難しそうです。

一方、ウーバーについては現在の事業との相性が良く、運転手を雇用せずに「空飛ぶ車」だけで事業が継続できるため、最も大きな恩恵を受ける企業だと言えそうです。

「空飛ぶ車」関連銘柄まとめ

漫画やアニメのなかに登場したような「空飛ぶ車」が活躍する社会が、いよいよ目前に迫っています。

日本政府も国土交通省や経済産業省が中心となり、「空飛ぶ車」の実用化に向けた民間への支援を積極的に行う態度を示しています。

新たな移動手段の登場は、投資家にとっては十数年に一度の大きな投資機会になるかもしれません。

今回は「空飛ぶ車」の開発メーカーと、直ちに変化が起こりそうな業界から関連銘柄をピックアップしました。

どのような社会になるのかに加えて、実際の乗り心地はどのようなものなのかを想像してみると、とてもワクワクしますね。

 

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