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「オルカン」と「S&P500」はどちらがおすすめ?NISA投資のコツを解説

2024/06/24
「オルカン」と「SP500」はどちらがおすすめ?NISA投資のコツを解説

投資信託について調べるなかで、「オルカン」や「S&P500」という銘柄を目にして、気になっているという方も多いのではないでしょうか。
2024年からスタートした新しいNISAでも、この2つの投資信託は特に注目を集めています。

この記事では、人気銘柄のオルカン(オール・カントリー)とS&P500について、それぞれの特徴やメリット、投資のコツを解説します。
NISAを最大限に活用する投資のコツやポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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オルカンとは?

オルカン(オール・カントリー)は、世界中の株式市場に分散投資するインデックスファンドです。先進国から新興国まで幅広い地域の株式に投資することができます。

オルカンは、代表的な株価指数の一つであるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動するよう設計されているのが特徴です。

主なメリットとしては、分散投資によるリスクの軽減が挙げられます。
一つの国や地域に偏らないため特定の市場の動向に左右されにくく、さらにグローバルな経済成長を取り込むことができるため、長期的な資産形成に適しています。

S&P500とは?

S&P500は、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500に連動するインデックスファンドです。米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、投資先にはアップル、マイクロソフト、アマゾンなどの大企業が含まれています。

S&P500のメリットは、アメリカ経済の成長を直接取り込むことができる点です。
アメリカは世界最大の経済大国であり、その経済成長は世界の投資家から高い評価を受けています。

また、歴史的に見ても、S&P500は長期的な上昇傾向を示しており、安定したリターンが期待できます。

オルカンとS&P500の違い

オルカン(オール・カントリー)とS&P500の大きな違いは、投資対象にあります。

オルカン(オール・カントリー)とS&P500の大きな違い

オルカンは世界中の多様な市場に分散投資を行うため、特定の国や地域の経済動向に左右されにくく、S&P500に比べてリスクの分散効果が期待できます。

S&P500は、アメリカを代表する大企業500社で構成されており、投資対象はアメリカのみです。アメリカ経済の成長を直接的に取り込むことができ、アメリカ経済が好調なときには、高いリターンが期待できるでしょう。

ただし、アメリカはオルカンの投資対象にも含まれているため、例えばApple、Microsoft、Amazonなどの大企業は、オルカンとS&P500どちらにも組み入れられています。

分散投資によるリスクヘッジを重視するならオルカン、アメリカの成長を期待するならS&P500への投資が良いでしょう。

オルカンとS&P500に共通するメリット

オルカン(オール・カントリー)とS&P500は、どちらも人気の投資信託です。
投資対象とする国やエリアは異なるものの、以下のように共通するメリットもあります。

インデックスファンド

オルカンとS&P500はいずれもインデックスファンドであり、特定の指数に連動するように設計されています。

これにより、個別銘柄の選定リスクを回避し、市場全体のパフォーマンスを反映できるというメリットがあり、初心者でも比較的投資がしやすいです。

信託報酬が安い

オルカンとS&P500は、信託報酬が比較的低く抑えられていることも共通のメリットです。
特に長期間にわたる投資では、信託報酬の差が投資効率に大きな影響を与えます。さまざまな投資信託に幅広く分散投資したい方にも、低コストのオルカンとS&P500が選ばれています。

NISAで取引可能

オルカンとS&P500のファンドは、どちらもNISAで取引が可能です。

NISAとは、投資で得られた利益が非課税となる税制優遇制度で、投資初心者からベテランまで、多くの投資家が注目しています。
より効率的に資産を増やすためにも、ぜひNISAを活用してはいかがでしょうか。

オルカンとS&P500、NISAではどっちを買えばいい?

オルカン(オール・カントリー)とS&P500は、どちらも信託報酬が低く、値動きも把握しやすいため、NISAでも人気銘柄となっています。

「オルカンとS&P500、どっちを買うべき?」と悩まれる方も多いでしょう。

オルカンとS&P500のどちらがいいかを一概に言うことはできません。
なぜなら、投資スタイルや目標、リスク許容度によって、適したファンドは違ってくるからです。

例えば、リスク分散を重視する方には、オルカンがおすすめです。世界中の市場に分散投資することで、地理的リスクを低減できます。
より高いリターンを追求する方には、S&P500が適しているでしょう。アメリカ経済が成長すれば、より高いリターンが期待できます。

オルカンとS&P500、両方に投資するのはあり?

「オルカンとS&P500、両方に分散投資すればいいのでは?」と思われる方もいるでしょう。

しかし、先ほど説明した通り、オルカンとS&P500には共通する点も多いです。
どちらもインデックスファンドのため、同じような値動きをすることが多く、リスク分散の効果としてはそれほど高くはありません。

リスク回避を目的とした分散投資は、異なる値動きをする商品を組み合わせて行うのが基本です。一方が値下がりをしても、もう一方が値上がりをすれば、全体的に安定するというのが、分散投資の考え方です。

そのため、NISAの投資先としては、オルカンとS&P500どちらか一方を選択する方が多いです。

NISAでオルカンとS&P500に投資するコツと注意点

ここからは、NISAでオルカンやS&P500を購入する方に向けて、投資のコツと注意点を解説します。

為替リスク

オルカンとS&P500はいずれも外国株式を対象としているため、円高や円安の影響を受けやすいです。

円高になると投資先の外国株式の価値が目減りする可能性があり、逆に円安になると利益が増加することがあります。

オルカンやS&P500に投資する際は、為替リスクがあることを理解したうえで、為替動向を定期的にチェックしましょう。

組み合わせが大事

オルカンやS&P500で分散投資をする際は、株式だけではなく債券をポートフォリオに組み入れるのも良いでしょう。一般的に、株式と債券は逆の値動きをすると言われており、分散投資に最適です。

国内外の経済状況や市場動向を注視しながら、定期的にポートフォリオの見直しを行いましょう。

オルカンとS&P500への投資、NISAの活用はIFAに相談しよう

NISAでオルカンやS&P500に投資をするなら、銘柄ごとの違いを理解したうえで、バランスの取れたポートフォリオを構築するのがポイントです。

ただし、投資初心者の場合、銘柄の組み合わせやポートフォリオを考えるのは、なかなか難しいかもしれません。
投資初心者は、資産運用アドバイスのプロであるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談して、自分に合ったポートフォリオを二人三脚で構築してはいかがでしょうか。

ファイナンシャルスタンダードには、豊富な経験・知識を有するIFAが多数在籍しております。
オンラインでの無料個別面談も可能となっております。ぜひお気軽にご相談ください。

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ファイナンシャルスタンダード株式会社 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第620号
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