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NISAで債券は買える?メリット・デメリットや成長投資枠で賢く運用する方法を紹介

2024/06/17
NISAで債券は買える?メリット・デメリットや成長投資枠で賢く運用する方法を紹介

長期的な視点で安定した資産形成を考えるなら、少額から投資ができるNISAは有効な手段です。なかでも比較的安定した投資リターンが期待できる債券投資に注目し、「NISAで債券を買いたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、NISAで債券は買えるのか、債券投資のメリット・デメリットや賢く運用する方法について解説します。

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NISAで債券そのものは購入できない

新しいNISAとは、2024年から始まった税制優遇投資制度です。
投資家は、一定の非課税枠内で株式や投資信託などの投資商品を運用することができます。

しかし、残念ながらNISAのルールにより、債券そのものを購入することはできません。

NISAで債券投資を始めたいとお考えの方は、債券への直接投資ではなく、債券ファンド(債券が投資対象の投資信託)に投資をすることで安定した資産形成を目指しましょう。

NISAで債券ファンドに投資するには?

NISAで債券ファンドへの投資をするには、NISAの基本的な仕組みを理解することが重要です。

続いては、NISAを利用して債券ファンドに賢く投資するための手順と知っておきたいポイントを紹介します。

NISAの仕組み

NISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。

つみたて投資枠は、その名の通り、毎月決まった金額を定期的に積み立てる投資枠のことです。年間の非課税投資枠は120万円まで、非課税保有限度額は1,800万円までとなっています。

一方で、成長投資枠は、つみたて投資枠よりも幅広い投資商品を対象に運用ができる枠のことです。年間の非課税投資枠は240万円まで、非課税保有限度額は1,200万円までです。

NISAで債券ファンドに投資をするなら、まずはこの基本的な仕組みを理解することが重要です。

債券ファンドは「つみたて投資枠」の対象外

「つみたて投資枠」の投資対象は、長期・積立・分散投資に適した一定の商品に限定されています。
金融庁が定めた厳しい条件をクリアし、長期積立投資に適していると認められた投資信託のみが対象となっています。

そのため、NISAで債券ファンドに投資できるのは、「成長投資枠」のみです。
債券ファンドは、つみたて投資枠の対象外となるので注意しましょう。

「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違い

新しいNISA制度の「つみたて投資枠」は、従来のNISA制度の「つみたてNISA」にあたります。
長期的な資産形成を目指す目的で、少額から積立投資を行うことができます。
信託報酬などの保有コストも低めに設定されているケースが多いため、初心者でも始めやすいのがメリットです。

一方で、ある程度の投資経験を有する方や短期間でのリターンを求める方の場合、つみたて投資枠だけでは物足りない可能性もあります。
成長投資枠なら、債券ファンドをはじめ、国内株式や外国株式、ETF(上場投資信託)など、つみたて投資枠よりも幅広い選択肢から投資対象を選べるため、高いリターンを期待してNISAを始める場合におすすめです。

さらに、NISAはつみたて投資枠と成長投資枠を併用することも可能です。
つみたて投資枠で長期的な資産形成を行いつつ、成長投資枠でリターンが見込める投資商品を購入するなど、投資目的に合わせた賢い運用戦略を立てることが重要となるでしょう。

NISAで債券ファンドに投資するメリット

NISAで債券ファンドに投資する大きなメリットは、比較的安定した収益性にあります。

株式のボラティリティに比べて、債券ファンドは安定した値動きをする傾向があるため、長期的な資産形成において重要な要素となるでしょう。

また、特定口座であれば、債券ファンドから得られる普通分配金に対して税金がかかりますが、NISA口座であれば非課税になるメリットがあります。

さらに、分散投資の観点からも、債券ファンドは有効です。
株式などへの集中投資に伴うリスクを減らすために、資産ポートフォリオの一部を債券に割り当てることは一般的に推奨されています。

そのため、NISAで安定志向の投資戦略を立てる場合、債券ファンドの組み入れは効果的な選択肢と言えるでしょう。

NISAで債券ファンドに投資するデメリット

債券ファンドに投資する主なデメリットとしては、市場の金利が上昇すると、債券の価値が下落するリスクがあることが挙げられます。

また、そもそも債券の利回りが低い場合、税制優遇を受けても得られるリターンはそれほど大きくはないこともデメリットと言えるかもしれません。

NISAの成長投資枠で債券ファンドを賢く運用する方法

NISAの成長投資枠で債券ファンドに投資する場合、景気の動向を見極め、信用リスクが低く安定した収益が期待できるファンドを選定することが重要です。
金利変動リスクを避けるには、中長期的な利回りカーブを分析し、適切な期間の債券ファンドに分散投資することでリスクを最適化できるでしょう。

最適化が難しい側面もあるため、資産運用のプロにアドバイスを求めることも賢い運用方法の一つです。

NISAの成長投資枠で運用する債券ファンド選びはIFAに相談しよう

NISA制度の成長投資枠は、意欲的に資産を形成したい投資家にとって魅力的な選択肢です。しかし初心者が債券ファンドを運用する場合、市場の変動や複雑な商品選びに戸惑うこともあるでしょう。
そのような場合は、資産運用のプロであるIFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)に相談し、二人三脚で資産形成を始めるのもおすすめです。

ファイナンシャルスタンダードには、投資に関する幅広い知識と経験を有したIFAが多数在籍しております。IFAは、お客様のニーズを第一に考慮しながら、中立の立場で最適な商品をご提案いたします。
全国各地で定期開催しているセミナーでは、NISAの活用方法もお伝えしております。無料セミナーなので、ぜひお気軽にご参加ください。

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