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40代のNISA、毎月いくら積み立てるべき?平均や積立金額の決め方を紹介

2024/06/10
40代のNISA、毎月いくら積み立てるべき?平均や積立金額の決め方を紹介

40代の資産形成として注目されるNISA。「NISAは毎月いくら積み立てればいい?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、NISAの基本を押さえつつ、40代の平均積立金額や毎月いくら積み立てるかを決める方法ついて紹介します。

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NISA「つみたて投資枠」とは

NISAの「つみたて投資枠」とは、毎月の積立投資を通じて資産形成を目指す枠のことです。
上限内での投資利益は非課税となり、最低積立金額も低く設定されているため、投資初心者でも始めやすい仕組みとなっています。

まずは、NISAのつみたて投資枠の基本について説明します。

毎月の積立金額の上限は月10万円(年120万円)

NISA制度におけるつみたて投資枠には、投資家が毎月投資できる金額に上限が設定されています。
具体的には月額10万円、年間120万円がつみたて投資枠の非課税投資上限額です。

積立金額の上限を把握することは、投資戦略を考えるうえで非常に重要なポイントです。
40代が自身の経済状況や目標に応じて、毎月いくら投資するかを決める際の基準となるでしょう。

毎月の最低積立金額は100円から

NISAのつみたて投資枠は、毎月の最低積立金額が低く設定されており、投資初心者でも気軽に運用を始めやすいのが魅力の一つです。

最低積立金額は、銀行や証券会社などの金融機関によって異なるものの、例えば楽天証券なら毎月100円の少額から積立投資を始めることができます。

少額からリスクを抑えて資産形成を目指せるのは、多様なライフスタイルを持つ40代にとって大きなメリットと言えるでしょう。

NISAの平均積立金額はどのくらい?

NISAを利用する40代のうち、毎月の平均積立金額がどれくらいになるかは、個人の資産状況や投資目標に大きく依存します。

参考までに、株式会社400Fが全国の『オカネコ』ユーザーの男女1,294人を対象に行った調査結果をみると、40代でNISAを利用している人の平均積立金額は61,606円であるとされています。出典:株式会社400Fのプレスリリース

毎月いくら積み立てるかは、長期的な投資戦略、現在の貯蓄状況、将来に対する予測など、多くの要素を考慮したうえで、個々のライフスタイルに合わせた無理のない範囲で決めることが望ましいと言えるでしょう。

NISAの非課税メリットを最大限に活かしつつ、自身の財務状況に見合った計画的な積立を行うことが重要です。

40代はNISAに毎月いくら投資できる?

40代がNISAに毎月いくら投資できるかは、月々の収入や貯蓄とのバランスを考慮する必要があります。

前述の通り、NISAのつみたて投資枠は毎月100円の少額から投資が可能です。
自身の投資可能額を把握し、毎月いくら投資するかを計画的に決めていきましょう。

40代の平均年収は511万円

40代の投資可能額を考えるときの基準の一つに、平均年収があります。
「転職サービスdoda」が公表した調査結果によると、40代の平均年収が511万円とのことです。出典:転職サービスdoda

40代で安定した収入を得ている場合、毎月の収入から生活費や教育費などの必要経費を差し引いた後、余裕資金を投資に充てることができるでしょう。

例えば、年収511万円で月給が42万5千円の場合、保険料や所得税を控除した手取り給与は約32万円となります。
仮に、手取り給与の20%をつみたて投資に回す場合、毎月の積立投資額は64,000円です。

月収の何割まで投資に回せる?

資産形成を目指す40代の方々がNISAのつみたて投資枠を最大限活用するには、貯蓄と支出のバランスを見極めることが重要です。

一般的なガイドラインとしては、自由に使える収入の20〜30%の範囲内で投資に回すことが推奨されています。
自由に使える収入とは、手取り給与から生活費や固定費などの支出を除いた金額のことです。月々の余剰資金のなかから、何割を投資に回せるのかを検討しましょう。

個々のライフスタイルやリスク許容度、将来に向けた目標が異なるため、何割まで投資に回せるのかを一概に言うことはできません。
住宅ローンや子どもの学費の支払いがある場合は、その支出を考慮してより慎重に投資割合を決める必要があるでしょう。

成長投資枠は併用するべき?

NISAの制度には、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、特に40代の投資戦略では2つの投資枠の併用が推奨されています。

成長投資枠は、上場株式やETFなど、つみたて投資枠より幅広い投資商品を対象に年間240万円まで投資することができる枠のことです。リスクは高まりますが、それに見合うリターンも期待できます。

一方で、つみたて投資枠は、長期で安定した資産形成を目指すことを目的とした枠です。

そのため、成長投資枠の併用は、より大きな資産形成を望む場合に有効な手段となります。
40代であれば、リスク耐性や退職後の資産計画を考慮しながら、それぞれの枠を賢く組み合わせて投資することで、バランスの取れたポートフォリオを構築することができるでしょう。

NISAで毎月いくら積み立てるのかを決める方法

ここからは、NISAのつみたて投資枠を最大限生かすには、毎月いくら積み立てるのが良いのか、40代というライフステージに合わせた適切な投資額の見極め方、実践的なステップを紹介していきます。

生活費やすぐに必要なお金は貯蓄する

投資や資産形成の計画を立てる際、最初に考えるべきは生活費の確保と緊急資金の準備です。
日々の生活に必要な経費は確実にカバーできるように、しっかりと貯蓄を行う事が大切です。
加えて、予期せぬ出費に対応できる緊急資金も準備しておくべきでしょう。
これらを考慮したうえで、無理のない範囲でNISAの積立金額を決めると、資産形成がスムーズに進みます。

投資の目標(いつ・いくら)を明確にする

投資目標を設定する際には、「いつまでに」「いくらの資金を増やしたいか」を明確にしましょう。
具体的な目標設定は、投資におけるモチベーション維持にもつながり、効果的な積立金額の決定に不可欠な要素です。

例えば、10年で500万円の資産を築きたいと考えた場合、期間と目標金額が決まることによって、必要な月々の積立金額を逆算できます。
具体的な運用計画を立てたうえで、リスクを見極めつつ、現実的な投資可能額を決めていきましょう。

運用年数でシミュレーションする

NISAの運用計画を立てる際は、運用年数についても考慮しましょう。
投資期間が長いほどリスクを分散し、より運用成果の見込みが立てやすくなります。

例えば、退職後の生活資金として2,000万円を目標とした場合、40代から始めるNISAであれば、20年という運用年数を見据えて、具体的な月額積立金額を算出します。
市場の平均的なリターンを考えつつ、運用シミュレーションを行い、毎月いくら積み立てるべきかを決めると良いでしょう。

40代からNISAを始めるのは遅すぎる?

40代からNISAを始めることは、決して遅すぎるわけではありません。
NISAは長期的な資産形成に適した制度であり、40代から始めれば、非課税の恩恵を享受できる期間も十分にあります。

特に、退職後の資金確保を見据えた資産運用を始めるには良いタイミングです。
40代であれば、投資によるリターンを得る時間も充分にあり、じっくりとリスクを管理しながら資産を増やしていくことで、効果的な資産運用を行うことができるでしょう。

NISAで毎月いくら投資しようか迷った40代はIFAに相談するのがおすすめ

40代にとっての資産形成は極めて重要です。NISA制度を利用する際、どれだけの金額を毎月積み立てるかは、個々の財務状況や投資目的によって大きく異なります。

40代はキャリアも安定期にあり、教育費や老後資金の準備といった具体的な財務目標に向けた投資が求められます。
投資可能額も人によって差があるため、平均的な金額に依拠するのではなく、個々のライフスタイルに合わせて適したプランを立てることが望ましいと言えるでしょう。

IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、お客様を第一に考え、多様な金融商品からお客様のニーズに合った最適なものを提案する資産運用アドバイスのプロです。
40代でこれからの運用をお考えの場合、IFAに相談することで、リスクを抑えつつ効率的な資産形成が可能になります。

ファイナンシャルスタンダードには、お客様の資産形成をサポートできる経験・知識ともに豊富なIFAが多数在籍しております。
来店・またはオンラインで相談できる無料の個別相談を随時受け付けていますので、ぜひお気軽にご予約ください。

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ファイナンシャルスタンダード株式会社 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第620号
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