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インフレに強い資産運用とは?必要性や対策のポイントを徹底解説

2023/05/22

食料品や日用品など、あらゆるものの値段が軒並み上昇し、インフレの波を肌で感じている方も少なくないでしょう。

インフレ時代を賢く乗り切るために欠かせないのが、資産運用です。

 

この記事では、インフレ対策に資産運用が必要な理由、インフレに強い資産や対策のポイントについて解説します。

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そもそもインフレって何?

インフレとは、インフレーション(Inflation)の略称です。

インフレーションとは経済学の用語で、物やサービスの値段が上がり続けることを意味します。

物の値段が上がるということは、お金の価値が下がるということです。

 

例えば、1個100円で買えていたりんごが、インフレによって120円になったとします。

かつて100円の価値はりんご1個分でしたが、インフレによって100円の価値はりんご0.83個分ということになり、これはお金の価値が下がったことを意味するのです。

インフレ対策に資産運用が必要な理由

前述の通り、現金はインフレに弱い資産です。

銀行に預けた状態でインフレが進むと、現金の価値はどんどん下がり、資産が目減りしていきます。

 

もちろん、ある程度は必要ですが、インフレ時代に資産のすべてを現金で保有することは、得策とは言えません。

現金の一部をインフレによって価値が上がる現物資産や有価証券に換えて運用することで、資産の目減りを防ぎ、保有する資産を増やすことにもつながるのです。

インフレに強い資産はどれ?

インフレ対策として資産運用を始めるなら、インフレに強い資産に投資することが重要です。

続いては、インフレに強いと言われる4つの資産とそれぞれの運用方法について紹介します。

投資信託

投資信託とは、投資家から集めた資金を一つの信託財産にまとめ、その財産で株式や債券、コモディティなどに投資をする金融商品です。

運用方針は、運用会社のファンドマネージャーという専門家が決定するため、投資家は資金を出すのみ。初心者でも簡単に資産運用を始められるというメリットがあります。

 

ただし、すべての投資信託がインフレに強いわけではなく、必ずリターンを得られるわけでもありません。

購入前にはしっかりと情報を集めて、どの銘柄に投資をするかは慎重に選ぶ必要があるでしょう。

 

例えば投資信託には、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があります。

インデックスファンドとは、日経225やS&P500などの指数に連動する成績を目指す投資信託で、リスクが低く、信託報酬などのコストも低く設定されています。

 

一方、アクティブファンドは、インデックスを上回る成績を目標とする投資信託です。

ファンドマネージャーが厳選した優良銘柄が組み込まれているため、大きなリターンを見込める可能性があります。

ただし、一般的にはリスクが高いと言われており、信託報酬などのコストも高めに設定されています。簡単に言えば、「ハイリスク・ハイリターン」の商品です。

 

また、インフレ対策として投資信託を始めるなら、それぞれの投資対象にも注目してみてください。

インフレによって価値の上昇が見込める投資対象が組み込まれた投資信託なら、資産の増加が期待できるでしょう。

株式投資

インフレは、消費者にとっては物価高や現金価値の下落などのデメリットがありますが、企業にとっては追い風となる場合もあります。

そのため、インフレ時代に現金ではなく株式を保有していれば、資産価値が上昇する可能性も十分にあると考えられるでしょう。

 

一般的に、インフレの時代は、企業の売上や利益も上昇すると言われています。

企業の株価は業績に連動する傾向にあるため、インフレ時代に成長が見込まれる企業の株式に投資すれば、投資家もその恩恵を受けることができるのです。

 

もちろん、すべての企業の株価が上昇するわけではないため、どの銘柄を選ぶかはとても重要です。

初心者の場合は、株式を投資対象とした投資信託を購入するほうが安心かもしれません。

金投資

金は世界的に信用度が高く、インフレ時代に需要が高まる現物資産です。

また、「有事の金」と呼ばれることもあり、経済が危機的な状況に陥っていとき、世界情勢に大きな変化があるときなどには、資産の避難先としての役割を果たしてくれます。

 

そのため、インフレ対策として日頃から金を保有している投資家も少なくありません。

不動産投資

マンションやアパートなどの不動産も、現物資産の一つです。

インフレが進めば、不動産の価値は上昇します。

 

つまり、インフレ対策として不動産を運用すれば、将来、購入時よりも大幅に高く売れる可能性もあり、大きなリターンが期待できるでしょう。

 

ただし、すべての不動産の価値が上昇するとは限りません。不動産の価値は年数の経過とともに下がるのが基本です。

そのため、インフレ時代に不動産投資をするなら、「駅から徒歩圏内」「学校や銀行などが近く、生活利便性が高い」など、価値の下がりにくい不動産を選ぶことが大切です。

インフレ時代にしっかり対策!資産運用のポイント

インフレ時代を乗り切るには、資産運用が必要です。しかし、ただ闇雲に投資をするだけでは、資産を減らしてしまうリスクもあります。

ここからは、インフレ時代の資産運用を成功させるために意識したい2つのポイントを紹介します。

分散投資をする

投資で100%利益を出すというのは、プロの投資家であっても難しいです。

インフレが進むと言われていたのに、一転してデフレになる可能性もありますし、業績が順調に伸びていた企業が、思わぬ形で倒産することもあります。

 

未来を予測するのが難しいからこそ、大切なのが分散投資です。

例えば、株式と債券、金などを一定の割合ずつ保有していれば、どれか一つの資産が目減りしたとしても、すべての資産が一気に無くなることはありません。

また、一つの資産の価値が下がっても、ほかの資産の価値が上がれば、下がった分の損失をカバーすることができます。

長期投資をする

インフレを乗り切るために資産運用をスタートするなら、長期的な視点を持つことが大切です。

1〜2年の短期間で売買を繰り返すと、タイミング次第でリターンにバラつきが出てしまい、複利の効果も得にくくなります。

同じ資産でも10年、20年と長期間保有していれば、徐々に平均収益率は安定してくるでしょう。

 

投資期間中にリターンがマイナスになることもゼロではありませんが、長期投資のほうがリスクコントロールもしやすく、複利効果も得られます。

インフレ時代の資産運用は長期で考えることが重要です。

インフレ対策のポートフォリオはIFAに相談しよう

インフレ時代に、現金だけを保有するのはあまりにも勿体ないです。

物やサービスの値段が上がるということは、現金の価値が下がることを意味するため、価値が下がりにくい資産に置き換えて、資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。

 

ファイナンシャルスタンダードでは、お客様のご要望に合わせた資産運用のアドバイスを行うIFAが多数在籍しており、無料の個別相談会やWebセミナーなども実施しております。

インフレ時代の資産運用、ポートフォリオについても、まずはお気軽にご相談ください。

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