投資信託の相談窓口は銀行・証券会社・IFAの3つ!それぞれの特徴、違いを解説
投資信託の相談窓口というと、証券会社を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、投資信託の相談窓口は証券会社以外にもいくつかあり、それぞれ特徴が異なります。
そこで今回は、投資信託の相談窓口はどこがおすすめなのか、選ぶ際のポイントを解説します。
投資信託の相談窓口はどこがおすすめ?
投資信託の相談窓口は、「銀行」「証券会社」「IFA」の主に3つです。
それぞれの特徴や違いを覚えておくと、自分に合った相談相手を見つけやすくなるでしょう。
銀行
銀行は、口座開設、普通預金、定期預金の業務以外にも、金融商品や保険商品などの取扱いがあり、投資信託の相談窓口としても利用可能です。
証券外務員や生命保険の募集人資格を所有している職員も在籍しているため、安心して相談でき、普段利用している銀行であれば足を運びやすいという方も多いでしょう。
お金に関する知識はもちろんですが、投資に関する知識も豊富なので、とりあえず投資信託とはどんなものなのか、話を聞いてみたいという方におすすめです。
ただし、銀行に投資信託の相談をする場合、自社が取り扱う銘柄のなかから、売りたい商品をすすめてくる場合があります。
すすめられた銘柄が本当に自分に合ったものなのかは、しっかりと見極める必要があるでしょう。
証券会社
証券会社には、投資信託に関するプロフェッショナルな人材が集まっています。
取り扱う銘柄のラインナップも豊富なので、ある程度投資の知識がある方であれば、豊富な銘柄のなかから自分に合ったものを選べる点もメリットと言えるでしょう。
しかし、投資の初心者の場合は、証券会社はやはり敷居が高いと感じる方も多く、銘柄が多くありすぎることから、逆に何を選べば良いか迷ってしまうこともあります。
銀行と同様に、証券会社が売りたい商品をすすめてくる場合もあるため、見極めも必要になるでしょう。
IFA
IFAとは、独立系ファイナンシャルアドバイザーのことで資産運用のアドバイスを行う専門家です。証券会社と業務委託契約を結ぶことで、具体的な投資信託の提案や購入のサポートも可能です。
しかし、IFAは証券会社の社員ではありません。
そのため、中立的な立場から、相談者に適した銘柄の提案やアドバイスがもらえるというメリットがあります。
また、投資信託で資産運用をする場合、定期的なメンテナンスや見直しが必要になります。
銀行や証券会社の場合は転勤などで担当者が異動してしまう可能性がありますが、IFAの場合、その心配もありません。
長期的なお付き合いができるので、投資信託の購入だけではなく、資産運用全般的な相談がしたい場合の窓口としては、IFAがおすすめです。
投資信託の相談窓口を選ぶポイント
投資信託の初心者の場合、信頼できる相談窓口を見つけるのが資産運用の成功につながるといっても過言ではありません。
そこで続いては、投資信託の相談窓口の選び方を紹介します。
無料相談が可能か
投資信託の相談窓口を選ぶときは、無料相談を有効に活用してみましょう。
銀行・証券会社・IFAにそれぞれ足を運び、実際に相談してみるのがおすすめです。
相談窓口の選択肢は多ければ多いほど、自分に合う相談相手を見つけやすくなります。
会社の雰囲気や方針が自分と合うかという点はもちろんですが、担当者との相性も重要なポイントです。無料相談で話を聞いたり、質問をしたりしてみると、信頼できそうな相手なのか、また長くお付き合いができそうな相手なのかの判断がしやすいでしょう。
しっかりと話を聞いてもらえるか
投資信託の相談相手を見つけるにあたって最も大切なことは、「話をじっくり聞いてくれるかどうか」ことです。
すぐに口座開設の話をしてきたり、金融商品をすすめてきたりする場合は注意が必要です。
相手の立場に立ち、じっくり話を聞いてくれる相談先を選ぶのがベストです。
少額投資に対応してもらえるか
信頼できる相談先かどうかを見極める方法としておすすめなのが、少額投資の対応は可能なのか、いくら始めるのが良いかを相談してみることです。
投資は貯蓄とは異なり、大きく資産を増やせる可能性もありますが、資産を減らしてしまうリスクもあります。リスクを避け、安全に投資信託を始めるためには、最初から高額投資は控えるべきです。
そのため、どんなに信頼できそうな相談先であったとしても、最初から高額投資をすすめてくる場合は注意が必要です。
説明は分かりやすいか
投資経験がない初心者の場合、何をどうすれば良いか分からない、何を質問すれば良いか分からないという方も多いでしょう。
投資について分からないことや不安を持っている人に対して、専門用語ばかり並べる場合は相談相手として適しているとは言えません。
分かりやすい言葉で説明してくれるのはもちろんですが、良いことばかりではなくリスクについてもきちんと説明してくれる相手を選ぶようにしましょう。
中立な立場での提案があるか
銀行や証券会社の場合、ノルマがあったり、会社が売りたい販促銘柄があるため、相談者にとって有益な商品だけではなく、会社にとって有益になる商品をすすめてくる可能性があります。
良い面だけを強調し、特定の銘柄ばかりをすすめてくる場合は注意しましょう。
長いお付き合いができるか
資産運用で安定した運用成果がでやすい期間は、一般的に10年間が目安とされています。
購入後に見直しやメンテナンスをまったく行わなかった場合、目標の金額に達しないだけではなく大切な資産がマイナスになってしまう可能性もあります。
そのため、投資信託の相談窓口は購入後の運用についてもサポートしてくれるところを選ぶのがおすすめです。
運用期間中はいつでも相談やサポートが受けられ、長いお付き合いが可能な相談窓口を選ぶと良いでしょう。
投資信託の相談窓口は銀行・証券会社よりIFAがおすすめ
投資信託は、購入したら終わりではなく、長期にわたりメンテナンスや見直しが必要な金融商品です。特に、資産運用の初心者の人や投資経験がない人の場合、信頼して相談できる窓口を見つけることが重要なポイントです。
投資信託の相談窓口は、銀行や証券会社よりもIFAがおすすめです。
銀行や証券会社は、それぞれお金や投資のプロですが、投資信託初心者や投資経験がない人の場合、取り扱う金融商品や銘柄の数が多すぎても、少なすぎても選ぶのが難しくなります。
また、銀行や証券会社の場合は、自社が売りたい銘柄をすすめられるケースもあり、中立的な立場でのアドバイスが受けられないこともあります。
IFAは証券会社と業務委託契約という形で仕事をしているため、証券会社の社員ではありません。
中立的な立場からアドバイスを受けられるのはもちろん、長期間にわたってサポートが受けられるので、安全かつ効率的に資産を増やしたい人におすすめです。
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