資産運用アドバイザー(IFA)とは?役割や資格を分かりやすく解説
資産運用アドバイザー(IFA)は、一人ひとりの人生に寄り添いながら資産運用のサポートをする金融分野の専門家です。金融先進国のアメリカに比べると遅れてはいるものの、日本においても近年急速に普及が広まっています。
そこで今回は、資産運用アドバイザーとは何か、その役割や資格について分かりやすく解説します。
資産運用アドバイザー(IFA)とは
資産運用アドバイザー(IFA)とは、大切な資産の運用について相談できる金融分野の専門家です。
日本で資産運用アドバイザーが制度化されたのは2004年ですが、アメリカでは30年以上前から普及が始まり、たくさんのIFAが活躍しています。
IFAの役割
資産運用アドバイザーは、ただ単に投資商品をすすめるのではなく、相談者のライフプランをもとに戦略を立て、幅広い金融知識と中立的な立場から、継続的に資産運用のアドバイスを行います。
IFAの特徴は、特定の金融機関に属していないことです。
金融商品仲介業者として仲介先となる証券会社と業務委託契約を結んでいますが、特定の証券会社や銀行に所属しているわけではないため、会社の営業方針やノルマに縛られることなく、より幅広い金融商品のなかから相談者に最も適した金融商品を提案することができます。
また、IFAには配置転換や転勤などもないため、相談者のライフプランに合わせて長期的な視点でアドバイスをすることが可能です。
IFAとFPとの違い
お金に関する相談ができる専門家としては、IFA以外にファイナンシャルプランナー(FP)がいます。
FPとは、主に相談者の家計に関するアドバイスを行う存在です。相談者の収入や支出、資産や負債、保険などの状況をヒアリングしたうえで、節約方法や保険の見直しなど、家計をより良くするための提案をしてくれます。
一方で、IFAは相談者の資産を安全に増やすことを目的として、資産運用のアドバイスを行う存在です。
FPも資産運用に関するアドバイスは可能ですが、具体的な金融商品の提案や購入サポートなど、踏み込んだサポートをすることはできません。金融商品と一口に言っても、株式や債券、投資信託など、さまざまな種類があるため、相談者のライフプランに合った金融商品はどれなのかという具体的な提案や、金融商品購入のサポートまでできるのは、金融商品仲介業者として登録を受けたIFAだけなのです。
資産運用アドバイザー(IFA)はどんな資格を持った人?
資産運用アドバイザー(IFA)として金融商品の仲介をするには、二種外務員資格試験または一種外務員資格試験合格が必須です。
また、金融分野の専門家としての幅広い知識が必要なため、FPや証券アナリスト、投資診断士、生命保険募集人などの資格を有するIFAも多いです。
資産運用アドバイザー(IFA)に相談できること
資産運用アドバイザー(IFA)には、資産形成や運用に関する相談はもちろん、保険や不動産、相続や事業承継など、一生涯に渡るお金の相談をすることができます。
ただし、IFAによって得意分野は異なるため、自分が相談したい分野に詳しいIFAを探すか、または複数人の専門家がチームで幅広い分野の相談に対応するIFA法人を選ぶのもおすすめです。
ファイナンシャルスタンダードは、人生のさまざまなステージにおけるご相談を包括的にワンストップで提供するIFA法人です。株式や債券、投資信託など金融商品のアドバイスや購入サポートはもちろん、保険や不動産、相続、事業継承など、幅広いご相談に対応しています。
ライフプランニング
老後資産など、将来に向けた資産形成を目的とした資産運用において、ライフプランニングは不可欠です。
しかし、ライフプランニングと言われても、具体的に何をすれば良いのか分からないという方も多いでしょう。
ファイナンシャルスタンダードでは、お客様のご状況やお考え、収支状況や保有資産、将来のご希望などをヒアリングした上で、資産運用の目標や具体的なプランを提案させていただきます。
資産運用に欠かせないライフプランプランニングも、弊社のアドバイザーに相談しながら作成することができます。
金融商品やサービスの提案
ファイナンシャルスタンダードでは、お客様の未来を一緒に考えることが資産運用のスタートだと考えています。お客様の現状やお考え、将来のご希望などをしっかりと伺った上で、担当アドバイザーだけではなく他のアドバイザーや専門家と一緒にチームで検討し、目標を達成するための戦略を立てていきます。また、弊社にはポートフォリオマネージャーという専門家がいて、金融商品の選定、配分、リスク管理を担っています。具体的な金融商品やサービスは提案書にまとめ、担当アドバイザーが分かりやすく説明します。
証券口座の開設・購入サポート
資産運用の開始にあたっては、初めての方も安心してご利用いただけるように、担当アドバイザーがお客様の口座開設から金融商品の購入や契約まで、丁寧にサポートします。
証券口座の開設方法や金融商品をどのように購入すれば良いか分からないという方もご安心ください。
資産運用の継続的なサポート
資産運用は、金融商品を購入すれば終わりではなく、むしろそこからが資産運用の本当のスタートだと言えます。
資産運用は長期で行うことが多いため、当初の目的と現状とのずれやお客様の環境の変化などに伴い、当初のプランから修正が必要になることがあります。
ファイナンシャルスタンダードでは、目的の変更やプランの修正に関するご相談ができるように継続的なサポートを行っています。
保険や不動産に関する相談
ファイナンシャルスタンダードでは、長期資産形成・資産運用を軸にお客様をサポートするほか、保険、不動産に関するご相談も承っています。
保険商品や不動産も含め、資産に関してトータル的なご相談が可能な点がファイナンシャルスタンダードの強みです。
相続・事業承継に関する相談
近年、事業を引き継ぐ後継者がいない方や相続に関する不安、悩みを抱えている方も少なくありません。
ファイナンシャルスタンダードは、お客様一人ひとりの人生に寄り添う資産運用アドバイザーとして、相続や事業承継に関するご相談も承っています。
資産運用アドバイザー(IFA)はお客様一人ひとりの長期資産運用をサポート
金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が老後の資金が2,000万円不足するという試算を発表したことから、老後資金に対する漠然とした不安を抱える方も少なくありません。低金利時代が続く現代において、資産を守りながら増やす資産運用は、必要不可欠と言えるでしょう。
しかし、資産運用と言われても、具体的に何をすれば良いか分からない、自分に合った金融商品が分からないという方は多いものです。
資産運用アドバイザー(IFA)は、お客様一人ひとりに合った長期資産運用をサポートする強い味方です。資産運用を始めたいけれど何から始めるべきか分からないという方こそ、相談から運用まで長期にわたって包括的なサポートを受けられるIFAに相談することから始めてみてはいかがでしょうか。
ファイナンシャルスタンダードでは、資産運用に関するご相談はもちろん、具体的な金融商品の提案や実行支援までをワンストップで行っています。
資産運用に関するご相談は、ファイナンシャルスタンダードにぜひお任せください。