50代から始める資産運用の考え方、おすすめの方法を紹介

2021/08/26

退職まで残り数年という時期になり、50代の方は老後の資産運用を最も意識する時期ではないでしょうか。

「資産運用は退職金を受け取ってから」という方も非常に多いかと思いますが、そこに向けた準備という意味も含めて、50代から資産運用を始めることは非常に重要と言われます。

本稿では、50代から資産運用を始める方にとっての考え方や注意点、おすすめの運用方法などをお伝えしていきます。

50代からでも資産運用は始めるべき?

50代から資産運用を始めておくべきか否かというのは非常に重要な問題です。

一般的には、60歳で退職金を受け取ったタイミングに資産運用を開始する方が多い中、50代から資産運用を始める必要があるのでしょうか。

 

結論からいうと、50代での資産運用は非常に重要です。

ただ一方で気を付けるべきポイントも非常に多く、退職期が近いということもあり、キャッシュフローの状況ががらりと変わるという点は注意が必要です。

今までは一定のお給料を受け取り、安定したフロー収入が基盤にあり、基本的には資産は拡大するステージにあり、細かなライフプランを考えなくても生活は成立していたかと思います。

その点が大きく変わります。

一般的な会社員であれば、退職後の収入は年金のみという方が多く、収支状況が赤字に転じ、資産を取り崩していくステージを迎えます。

その中で、過度にリスクをとった運用を行うということは精神的に過度な不安を伴います。

ただでさえ、資産を取り崩しているという過程の中で、行っている運用自体もハイリスクということであれば二重の不安が伴うということです。

 

そういった意味では、

1.しっかりとしたセカンドライフの計画を立てること

2.極力リスクを抑えた運用を行う

ということがセカンドライフにおいては重要になってきます。

 

50代の資産運用をうまく乗り切ることができれば、資産運用における経験値も貯めることにもなり、かつセカンドライフにおいて無理のない運用を行える礎を築くことが可能になります。

その点では、各世代の資産運用の中で最も重要な時期といえるのかもしれません。

50代の資産運用はライフプランニングが大事

上記でもあげましたが、ここではライフプランニングの重要性についてお伝えします。

ここでいうライフプランとは、主に現状の手元資産の状況に今後のキャッシュフローの状況を加味して作成したものです。

まずは想定される今後の収入の状況や支出の状況を整理し、想定されるキャッシュアウトのイベントなどをまとめていきます。

その結果、例えば5年以内に使う可能性がある資金などは運用に回さず、現金として置いておくなどの資金の色分けを行うことが可能になります。

50代は一般的に子供の教育もある程度一巡し、収入が最も多くなり、支出が少なくなる方も多いのですが、やみくもに資産運用を始めるのではなく、こういったプランニングを事前に行うということが非常に重要になります。

50代が資産運用で知っておきたいリスク・リターンの関係

次は、実際にどのような運用をしていけばいいのかという点についてお伝えします。

まずは運用を行う前にリスク・リターンの考え方をしっかりと知っておくということが非常に重要になります。

当然のことになりますが、ハイリターンを求めればそれ相応のリスクをとる必要があり、購入を予定している商品がどの程度のリスクを抱えていて、どのようなリターンを得ることができるのかしっかりと把握しておくことがまず第一歩です。

前述したように、50代の資産運用はセカンドライフの礎を作る大事な時期ですので、より大きなリターンを求めてリスクをとるというよりは、ある程度リスクを抑えた運用を行うのがよいかと思います。

 

下の図は、同じ年間5%の運用成績を出す商品を比較したものになりますが、見ての通り下落がなく安定的に毎年5%を継続して運用している商品が、将来的なパフォーマンスも最も高くなっていることがわかります。

つまり、リスクを抑えた運用というのは最終的にはリターン面でも、ライフプランニング上で大きな貢献をしてくれるということにもなります。

 

さらにいえば、お子様の結婚や住宅購入の支援、住宅ローン繰り上げ返済などの突発的なキャッシュアウトに対応しやすいという利点もあります。

価格の振れ幅の少ない運用とそうでない運用と比べると、市況が悪くなった際のロス額が大きく異なり、そうでない運用は一時的に大きな損失を抱えることもしばしばあります。

そういった時期に資金を流動化したいとなった場合には、苦渋の決断を迫られることになるため、そのようなことを回避するという意味でもリスクを抑えた運用が効果的と言えそうです。

50代からの資産運用におすすめの方法

ここからは50代からの資産運用におすすめの方法を具体的に解説します。

さきほどからある通り、リスクを抑えた運用というのが大前提になってくるため、「分散」がキーワードになってきますので、以下2つの方法をここでは紹介します。

 

  1. 資産分散

こちらは最もポピュラーな方法といってもよいかと思います。

株式や債券などを中心に様々な資産に分散して投資する方法です。

異なる値動きのものを組み合わせることによって、価格の振れ幅を調整することができる為、リスクを抑えた運用の代名詞的な存在です。

 

ただ注意点としては、投資の国際化などに伴い、単純に資産を分散投資しただけではリスクを抑制できないことも多くなってきており、安易に分散投資しているから大丈夫という考えを持つのも危険といえそうです。

 

  • 時間分散(積立投資)

こちらも資産形成層の方の運用方法という点では、最もポピュラーな方法です。

詳細はここでは割愛しますが、ドルコスト平均法とも呼ばれ、定額で機械的に時期を分散して購入するスタイルです。

現在最も主流になっているのは、世界株式に投資する投資信託を毎月に分散して購入するというやり方ではないでしょうか。

こちらは比較的収支に余裕がある50代の方は非常に活用しやすい効果的な方法なので、積極的に活用するのがよいかと思います。

 

ただここでも注意点があります。

現在の収支状況だけを見て、毎月の購入額を決めてしまった場合、退職後に継続ができない可能性が出てきてしまいます。

先ほどのプランニングをしっかりと行い、少なくとも10年以上は継続可能な資金設定を行うというのがここでの最も重要なポイントになります。

 

番外編になりますが、50代でiDeCoを活用し積立投資を行っている方は少し注意が必要です。

一般的な積立投資と同様に時間分散の効果を得ることができる為、ある程度リスク性の高い株式などで行っている方については、少し運用資産の見直しを検討すべきかもしれません。

iDeCoについては、積立の終了期間が定められており、50代の方にとっては残り数年で積立を停止しなければならないという方も多くいらっしゃることから、ある程度価格の振れ幅は抑えた形で運用を行うのがよいかもしれません。

 

50代の資産運用はプロの力を借りることも検討しよう

上記でもあげた通り、多くの方にとって50代から始める資産運用は絶対に失敗できないものだといえます。

一方でリスク・リターンなどの基礎的な知識ももちろんのこと、商品や制度活用上の注意点や制約も非常に多いことから、独学で行うのも中々難しいのも現実かと思います。

そのような方は一度専門家に相談し、今後のライフプランニングの設計から、自分自身にあった運用内容の作成などのサポートを受けるのも一つの手段であるといえそうです。

最後に

本稿では50代から始める資産運用の注意点から、その具体的な方法までをお伝えしました。

セカンドライフを目前にどのような運用を行うかという問題はどなたにとっても非常に重要な問題です。

一方で多岐にわたる金融商品の中で、ご自身にとってベストの選択を行うのも非常に難しい問題といえそうです。

一から運用を学んで、より良い資産運用のスタートを切りたいという方は専門家に相談されるのも手ではないかと思います。

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