ファイナンシャルスタンダードが運営する金融・投資信託・相続・不動産など
「資産運用」にまつわる最新情報・ノウハウ満載のコラムメディアサイト

ファイナンシャルスタンダードが運営する
「資産運用」にまつわる最新情報・ノウハウ満載のコラムメディアサイト

はじめての投資信託におすすめのやり方

2021/07/30

投資に興味はあるけどやり方が分からないという方は、投資信託から始めてみてはいかがでしょうか。投資信託は、運用を投資の専門家に任せることができるため、初心者でも気軽に資産運用を始めやすく、リスクも抑えられたおすすめの方法です。

そこで今回は、はじめて投資信託に挑戦するという方に向けて、投資信託の基本知識や始め方、初心者におすすめのやり方を紹介します。

「資産運用」にご興味がある方は
お気軽にお問い合わせください

投資信託とは

まずは、投資信託の基本的な仕組みや特徴を理解しておきましょう。

投資信託の仕組み

投資信託とは、投資や経済分析に精通した専門家が、投資家から集めた大きな資金をまとめて運用し、得られた収益を保有口数に応じて投資家に分配するという仕組みの投資商品です。

投資信託はファンドと呼ばれることもあり、「販売会社」「運用会社」「信託銀行」という3つの専門機関で成り立っているのが特徴です。

投資信託は、主に銀行や証券会社などの販売会社を通じて投資家に販売され、資金が集められます。投資家から集めた大きな資金は信託銀行で保管され、運用会社が投資対象や運用方針を決定したうえで、信託銀行に指示を出し、信託銀行が実際に株式や債券の売買を行います。

投資信託は無数に存在しますが、それぞれの運用会社が決定する投資対象や運用方針などは、ほとんどの情報が公開されているため、比較しながら選ぶことができます。

投資信託のメリット

投資信託のメリットは、運用自体を投資の専門家に任せることができるため、日々チャートを見て値動きを確認したり、売買の注文を出したりする手間がかからないということです。そのため、投資に関する知識や経験の少ない初心者や、日中は仕事が忙しいサラリーマンでも始めやすく、任せる相手は投資の専門家なので、実際に運用をしながら投資のやり方やコツを学ぶこともできるでしょう。

投資信託の種類や違いを知ろう

投資信託を始めるにあたって、まずはどの投資信託に投資をするのかを決めていかなければなりません。はじめての投資信託の場合、投資信託の種類の多さに戸惑ってしまうこともあるかもしれませんが、ポイントを絞って比較すると選びやすいでしょう。

投資信託の種類や特徴による違い、比較するときに注目したいポイントは、以下の通りです。

投資対象地域の種類

国内…主に日本国内で運用する投資信託
海外…主に海外で運用する投資信託
内外…主に国内と海外の両方で運用する投資信託

投資信託は投資対象地域によって3つに分類されます。さらに、海外で運用する投資信託の場合は、先進国なのか新興国なのかによっても分類することができます。

投資対象の種類

投資信託には、投資対象の種類によっても違いがあります。

●株式
株式投資とは、企業が出資金に応じて発行する株式を購入・保有することで、配当金や株主優待、値上がり益などの利益を得るという投資商品です。

株価が安いときに株式を購入し、購入したときの価格よりも高い株価のときに売却をすれば、その差額の値上がり益が投資家の利益となります。

株価は毎日変動するため、値動きをこまめに確認しながら売買することで、大きな利益を得られるチャンスもあります。しかし、購入したときよりも株価が下がったり、投資先の企業が倒産したりといったリスクもあることは理解しておきましょう。

株式投資は個人でも始めやすい投資方法のため、自分で始めることも可能です。しかし、たくさんある上場企業のなかから投資先を選び、日々の値動きをチェックしたり、売買の注文を出すのはとても大変です。

投資信託ならどの企業(銘柄)に投資するかは専門家にまかせることができるため、自分で投資先を選んだり、日々値動きをチェックする必要はありません。

●債券
債券とは、国や企業などが投資家から資金を借りるときに発行する有価証券です。債券にも種類があり、企業が発行する「社債」、国が発行する「国債」、海外市場で発行する「外債」などが一般的です。

債券投資は、投資家が債券を購入し、償還日と呼ばれる満期日がきたら元金に利子を含めた金額を返還してもらうという仕組みです。大きなリターンが期待できるわけではありませんが、ローリスクで安全に運用ができる投資商品です。

投資信託でも債券を投資対象としているケースがありますが、国債などは個人で始めることも可能です。

●不動産
REIT(リート)とは、投資家から集めた資金で不動産投資を行い、投資によって得た利益を投資家に配当するという仕組みのものです。

個人で不動産投資を行う場合は、まとまった資金が必要ですが、REITであれば少額から投資が可能です。

ただし、REITは現物不動産投資と違って価格が変動しやすいため、投資初心者が個人で始める場合は、日々の値動きに注意しておく必要があります。株式投資と同じように、初心者の場合は投資信託で専門家に任せるほうが良いでしょう。

●先物(コモディティ)
先物(コモディティ)とは、商品先物の市場において、金や銀、原油、コーヒー豆などの先物商品に投資を行うものです。

コモディティは、株式やREITとは異なる要因で価格変動が起こるケースが多いため、リスク軽減のためにコモディティに分散投資をする投資信託もあります。

運用方針の違い

投資信託は運用方針によっても違いがあります。

●インデックス型
インデックス型とは、日経平均株価やダウ平均などの指数に連動することを目標にして運用する投資信託のことです。

インデックス型のメリットとしては、市場の動きと連動した投資を行うため、投資の初心者でも値動きが分かりやすいことがあげられます。そのため、はじめての投資信託ではインデックス型から始めるのが良いと言われています。

●アクティブ型
インデックス以上の運用成績を目標とするのがアクティブ型の投資信託です。

インデックス型は市場の動きと連動した投資を行いますが、アクティブ型の場合は、できるだけ多くの利益をあげるために銘柄の調査や分析などを行いながら運用します。

そのため、インデックス型よりも運用コストがかかりますが、インデックス型よりも大きく資産を増やせる可能性があります。

ただし、大きな利益を目指すということは、それだけリスクも高くなるため注意が必要です。

●バランス型
複数の資産や市場にバランス良く投資するのがバランス型の投資信託です。

国内、海外はもちろん、株式や債券、REITまで、さまざまな投資対象に分散投資をするため、リスクを軽減できる点がバランス型のメリットです。

投資信託の始め方【初心者向け】

ここからは、投資信託を実際に始めたいけれど、何から始めればいいか分からないという方のために、投資信託の始め方を具体的に解説します。

投資目的・目標を明確にする

投資信託を始めるにあたって、まずは投資の目的や目標を明確にしておきましょう。

子供の教育資金や老後資金など、資産運用を始める目的は人それぞれですが、いつまでにどれくらい増やしたいのか、具体的な期間と目標金額を立てておくと、自分に合った投資信託が選びやすくなります。

証券会社で口座開設する

運用の目的や目標が明確になったら、証券会社で投資信託を開始するための口座を開設します。

証券会社には、実店舗を持つ証券会社とネット証券がありますが、どちらの場合もインターネットを活用した方法が便利です。インターネットが得意ではない場合は、郵送を利用した申込が可能な場合もあります。

①口座開設をする証券会社を選ぶ
②口座を開設する証券会社のホームページにアクセス
③本人確認の書類(マイナンバーカード、運転免許証)の提出

実店舗がある証券会社の場合は、口座開設を希望する支店で直接手続きを行うこともできます。口座開設の手順や必要な書類は証券会社によって異なる場合があるため、証券会社のホームページなどで確認してください。

●口座の種類
証券会社の口座には、「特定口座」と「一般口座」があります。

さらに、特定口座には、「特定口座(源泉徴収あり)」と「特定口座(源泉徴収なし)」があります。

「特定口座(源泉徴収なし)」と「一般口座」は、原則として確定申告が必要になります。初心者の場合は確定申告の必要がない「特定口座(源泉徴収あり)」の口座を開設しておくと良いでしょう。

運用する投資信託の買い方

口座の開設が完了したら、証券会社の顧客ページにログインします。

それぞれの証券会社が取り扱う投資信託が一覧で表示されるので、それぞれの特徴や投資対象、運用方針などを比較しながら購入する投資信託を選びましょう。

投資信託は、貯金や貯蓄とは異なり、リスクもある商品です。

特に初心者の場合、大きなリターンを狙って投資をするよりも、はじめは大きなリスクを避けることを念頭に置いて、少額から投資を始めてみるのがおすすめです。

 

また、投資信託の基本は理解したけれど、自分に合った投資信託の種類が分からない、誰かに相談しながら資産運用を始めたいという方は、ぜひファイナンシャルスタンダードにご相談ください。

ファイナンシャルスタンダードでは、投資目的や目標設定から口座開設のサポート、具体的な商品の提案、実行支援までをすべてワンストップで行っています。

長期資産運用の専門家として、経験・知識ともに豊富なファイナンシャルアドバイザーが、お客様一人ひとりのライフプランや状況をヒアリングしたうえで、最適なプランを提案いたします。どの投資信託にどれくらい投資をすべきか、商品の選定や分配方法もご提案可能です。ご相談は無料のため、お気軽にお問い合わせください。

はじめての投資信託はNISA・つみたてNISAがおすすめ

投資信託を始めるときは、基本知識以外にもう一つ知っておきたいことがあります。

それが、NISA・つみたてNISAという非課税制度です。

NISA・つみたてNISAは、個人の資産形成を支援することを目的として設けられた少額投資に対する税制優遇制度です。期間限定ですがメリットがあるため、しっかりと活用しておきましょう。

NISAとは

NISAとは、最長5年間の非課税期間内であれば、1年間で最大120万円までの投資に対して、得られた利益が非課税になるという制度です。国内外の上場株式や投資信託が対象となり、NISA口座という専用口座を開設して取引をする必要があります。

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、NISAよりもさらに長期的な積立投資や分散投資を支援するための制度で、非課税期間は最長20年、1年間で最大40万円までの投資が対象となります。

つみたてNISAの場合も専用口座を開設し、継続的に積み立てることが必要です。

投資信託で失敗しないやり方のコツ

個別の株式やFX、不動産などと比べると、投資信託は失敗することが少ない投資商品だと言われますが、もちろんリスクがゼロというわけではありませんし、商品に応じて様々なリスクを抱えています。

ここまでに解説した通り、投資信託は種類によってそれぞれに特徴や違いがあります。投資の専門家に運用を任せられるというメリットはあっても、元本が保証されるわけではありません。だからこそ、どの投資信託を投資対象として選ぶかは、複数の投資信託を比較しながら検討する必要があり、大きなリターンを期待して投資をする場合は、思い通りの結果が出なかった場合のリスクも大きくなるということを理解しておく必要があるでしょう。

特に、子供の教育資金や老後資金などを目的とした資産形成で投資信託を始める場合、手元にある資金はできるだけ減らさず、安全な方法で資産を増やすことを考えなければいけません。大きなリターンを狙ったギャンブル性の高い投資をして、せっかく貯めた貯金を減らしてしまっては元も子もないため、投資信託を始めたいけれど絶対に失敗したくないという方は、一度資産運用のプロに相談してみてはいかがでしょうか。

資産運用の専門家であるファイナンシャルスタンダードは、資産運用に関するご相談をすべて無料で承っております。オンライン相談も可能なため、ぜひお気軽にご相談ください。

最後に

投資信託のやり方はとても簡単です。証券会社に口座を開設して、投資資金を入金すれば、今すぐ始めることも可能です。

しかし、投資信託で最も難しいのは、どの商品に投資をするのか、自分に合った投資信託を見極めることです。投資信託と一口に言っても、さまざまな種類があり、それぞれに違いがあります。大きなリターンが期待できる商品には大きなリスクも潜んでいるため、複数の投資信託を比較しながら、慎重に検討することが大切です。

 

投資信託のやり方が分からないという方は、専門家に相談しながら始めるのも一つの方法です。弊社ファイナンシャルスタンダードでも無料相談を実施していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

▽ファイナンシャルスタンダードのアドバイザーにお気軽にご相談ください 資産運用をお考えなら 個別無料相談
▽ファイナンシャルスタンダードのセミナーに参加してみませんか
損をする落とし穴をわかりやすく解説 無料 投資信託セミナー
20,000人が参加した投資信託セミナー 受付中

まずは無料個別相談を受けてみませんか?

CLOSE