再度学び直したい 新債券王「ガンドラック」とは何者か

2021/06/17

投資の世界には様々なスターが存在しており、ガンドラック氏も投資界におけるスーパースターのひとりです。

ブルームバーグが毎年選出している「マーケットに影響力を持つ50人」では、ガンドラック氏は2012年に初登場し、その後も2015年、2016年と通算3度にわたってトップ50に名前が挙がっています。

個別銘柄に投資するウォーレンバフェットや、世界を驚かせる事業を行うイーロンマスクやジェフベゾスらと並んで、債券投資家のガンドラック氏が評価される理由とは何でしょうか。

新債券王ガンドラック氏について、その半生や、これまでの偉業などについて解説します。

世界トップ2%に入ったファンドマネージャー

ジェフリーガンドラック氏は、1959年10月30日のニューヨーク生まれで現在は61歳、化学者の父を持ちます。

投資の世界での最初の経歴は、当時ソシエテジェネラルの傘下に入っていた資産運用会社TCWグループでした。

ガンドラック氏は、TCWグループが組成する運用額93億ドルの債券ファンド(ボンドファンド)のファンドマネージャーを務めました。

2009年に退職するまでの10年間、彼が運用した債券ファンドは世界トップ2%に入る運用実績を達成しています。

ダブルラインキャピタルを設立

TCWグループを離れたガンドラック氏は、共同責任者だったファンドマネージャーたちと共に資産運用会社としてダブルラインキャピタルを創設します。

投資家たちからの資金を集めて運用するファンドによる資産運用が中心で、やはり投資対象の主力となったのは債券です。

2011年、アメリカで最も有名な投資情報誌である「バロンズ」にて、ガンドラック氏は「新債券王(The New Bond King)」として表紙を飾りました。

ガンドラック氏が注目するのは、地方債における破綻リスクと取引価格のアンバランスさで、割安な債券を見つけ出すことによって高い投資利回りを実現しています。

ただし、個人資産として投資していた債券のうち、半分以上を2011年に手放したことも話題になりました。一部の地方債への失望によるポートフォリオの組み替えだと伝えられています。

債券へのこだわりと仮想通貨への評価

ウォーレンバフェット氏のような個別銘柄を見つけ出して大胆な投資を行うタイプの運用と比較すると、ガンドラック氏の債券主体の投資は地味なものに感じられます。

しかし、ガンドラック氏は債券の適正価格と市場価格の乖離を正確に見極めることによって、TCWグループのファンドマネージャー時代からの長きにわたって収益を上げ続けています。

現在のダブルラインキャピタルの運用額は1360億ドルを超えており、投資家からの支持を得ています。

このため、基本的には派手なものや短期トレンドについてガンドラック氏は否定的なコメントをすることが多く、株式の個別銘柄に対しても同様のスタンスです。

ビットコインをはじめとした仮想通貨についても同じく、金と比較して信用できない資産であるとの見解を示していましたが、2021年2月に入ってからは一転してビットコインの価値を認める発言をしています。

新債券王ガンドラック氏まとめ

この世に存在する投資対象の中でも、確実性が高く収益性が低いと思われがちな債券に狙いを定め、高い収益を実現しているのがガンドラック氏です。

あのバロンズが「新債券王」と評し、ブルームバーグが「マーケットに影響のある50人」に選んだ人物で、世界トップ2%に入る結果を残したファンドのマネージャーを務めた人物です。

日本ではあまり発言が注目される機会は多くありませんが、投資に関するコメントを発信する機会が多く、確かなマーケット分析は個人投資家であっても参考になることが多いです。

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