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流行の「ロレックス投資」を徹底解説

2020/04/17

ロレックスは、1905年に創業した1世紀以上の歴史を持つスイスの腕時計ブランドです。

中古品であっても値段が落ちにくく、さらにモデルによっては購入時よりも値段が高騰することで知られ、最近では投資商品として注目を集めています。

なかには購入時と比べて3倍以上もの価格上昇を記録したモデルもあり、株式や純金、不動産よりも大きなキャピタルゲインが得られるケースも珍しくありません。

昨今、時計離れが叫ばれていますが、高級時計に関しては衰える様子を見せることなく、将来プレミアが付くであろうロレックスを定価で手に入れようと多くの店を回る「ロレックスマラソン」という言葉が存在するほどです。

投資目的で収集する人もいる高級時計の価格は、どのような要因で変動するのでしょうか。

本コラムでは、数ある高級時計ブランドの中でもなぜロレックスだけが高い資産価値を認められているのか、またそれらにどのように投資すれば良いのかについて解説します。

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ロレックスの圧倒的なブランド価値

現在の腕時計に備わっている機能のいくつかは、ロレックスが独自に開発したものです。

防水性能を高めるために開発されたオイスターケースや、自動でゼンマイが巻かれるパーペチュアル機構などが代表的です。全てのパーツを自社製造し、高品質な製品を作り続けることにこだわっています。また細部にまでこだわったデザイン性で、長年に渡って同じモデルを販売するというスタイルを採用しています。

同じデザインの製品を販売し続けることによって、すぐにロレックスであると認識されるステータス性を持ち、世界のセレブたちに愛されるブランドへと成長してきました。時を刻む正確さでは日本のメーカーも引けを取りませんが、歴史やデザイン性の高さによるブランド価値ではロレックスには遠く及ばないのが現状です。

その中でもスポーツモデルと呼ばれる種類は群を抜いた希少価値があります。

ロレックスは「デイトナ」や「サブマリーナ」に代表されるスポーツ系のプロフェッショナルモデルのほか、「オイスター パーペチュアル」らのスタンダード系、「デイトジャスト」や「デイデイト」のドレス系を展開しています。今回はロレックスの中でも人気が高く、資産価値としても魅力的なスポーツモデルにスポットライトを当ててみます。

スポーツモデルを正規店で購入する方法

ロレックスを購入する際に最もお勧めしたいのが正規販売店です。正規販売店は百貨店などに店舗を構え、ロレックス本社からお墨付きをもらったお店となります。正規販売店で購入すれば間違いなく本物のロレックスの新品を手に入れることができます。その信頼感は何ものにも代えがたいでしょう。

キングオブロレックスとの呼び声の高いスポーツモデル「デイトナ」は数々のセレブや経営者が所有していることで有名です。ロレックスのブランド力×デイトナの希少性から正規店で購入すること自体が非常に困難になっている代物です。

現在最も人気のあるモデルのデイトナ116500LNを例に実際の取引事例を紹介します。

正規店では130万円程度で購入が可能ですが、一般的な新品買取価格は200万円を超える状態が続いています。購入額130万円に対して売却額が200万円ですので購入した瞬間に利益が出る仕組みです。

しかし正規店で購入しようとしても在庫がない状態が続いています。デイトナは各正規店に年間数本~十数本程度しか割り当てられない為です。たとえ在庫があったとしても正規店としてはロレックスを売らずにそのまま所有し続けて欲しいという想いがあり、一見さんへの販売を控えることも少なくありません。

デイトナ投資において定価で購入できるということは非常に有利ではありますが、そもそも定価で購入できる機会があまりに少ない訳です。正規店で購入するためには、足しげく通い、販売員に購入したい気持ちを何度も伝え、かつ在庫がある時にのみ叶います。何度も足しげくお店に通うことは「デイトナマラソン」と呼ばれます。デイトナに出会うために毎週正規店に通ったとしても1年、2年掛かることはざらで、デイトナに出会えることはロレックスファンには垂涎のものです。

デイトナ116500LNの先代モデルである116520であれば当時の購入価格100万円程度に対して現在の購入価格は300万円程度になっており、現行モデルも廃盤となると更なる値上がりが期待できるでしょう。

並行店で購入することもできる

正規店で購入することは非常に難しいためスポーツモデルは並行店で手にする方が多いです。並行店とは「正規代理」を通さないルートで仕入れた時計を販売するショップです。 並行店では、正規代理以外の第三者が「海外の正規代理」「卸会社」「海外バイヤー」などを通して仕入れた時計を扱います。

正規店では価格が決まっていますが、それ以外の場所では購入価格が日々変動しているため、並行店で購入する場合は時価となります。並行店であれば在庫は正規店よりも多い状態にあり、デイトナも店頭に並んでいることも少なくありません。

しかし正規店では130万円程度のデイトナが並行店では280万円程度の価格となります。時価で取引される並行店には、ある程度の在庫がありますが、購入価格が正規店よりもはるかに高くなってしまうという訳です。並行店でスポーツモデルを買う場合は今後値上がりするであろうモデルを慎重に選んで購入しなければならないということです。

ロレックス投資を始めるときのポイント

スポーツモデルが資産価値としては魅力的ですが使用されている素材も重要です。シリーズの登場当初から愛されてきたスポーツモデルの中でも着けまわしに優れているステンレスモデルが特に人気であり買取価格も高いものとなっています。

ステンレス製とはケースやブレスに使われている素材です。ゴールドやダイヤがあしらわれたものは確かにきらびやかですが素材の価格変動が大きいため時計本体の価格も大きく動きます。故にステンレス製のほうが需要が高く、初めてロレックスを購入する方にはお勧めです。

そして最も価格帯×需要の観点からお勧めのステンレス製スポーツモデルはデイトナに加え、サブマリーナやGMTマスターなどです。

ビジネスシーンでも邪魔をしないサイズやデザインから売却時も一定以上の資産価値が見込める人気モデルとなっています。

ロレックス投資で成功するための注意点

これまでご紹介してきた通り、ロレックスは高い資産価値が認められており、たとえ中古品であっても買い取り価格が高いことが特徴です。

ロレックス投資で成功するためには腕時計本体の資産価値を見抜くだけではなく他にも重要なポイントがあります。それは付属部品や同封されている書類の有無です。保管時には必ず、腕時計そのものだけでなくパッケージや保証書、購入時のレシート、修理に出したときの書類など全て捨てずに管理しておきましょう。

そして、いざロレックスを売却するときには、街の中古ブランド買い取りショップではなく、ロレックスを専門に取り扱うショップに持ち込むことをお勧めします。

専門ショップでは多くの常連客を抱えており、常に希少性の高いモデルの購入希望者がいる状態ですので、一般的なブランド買い取り店よりも高値で買い取ってもらえることもあります。

ロレックス投資のまとめ

繰り返しとなりますが、腕時計界の王様として君臨するロレックスは、単なるファッションアイテムではなく、資産価値を持った投資商品としても人気を集めています。

希少性と人気を確認しながら廃盤モデルを購入することができれば、数年後には大きなキャピタルゲインが得られる可能性があります。

新品で保管することが最も資産価値を保つ、もしくは高める方法だと先述しましたが、ロレックスは非常に魅力的なファッションアイテムであることを忘れてはいけません。

お気に入りの一本に巡り合えたのであれば、腕につけて日々の行動を共にしてみるのも良いかもしれません。自分の気持ちも高まるでしょうし、周囲の人たちの反応も変わるかもしれません。どのような変化を感じるかは人によると思いますが、腕時計の王様としてのロレックスの魅力を体感してみるのも醍醐味であると筆者は思います。

まずはロレックスの製品ラインナップや流通価格を見ながら、価格が上がりやすいモデルなどについて研究を始めて、保有中に資産価値が上昇するのであれば儲けもの程度に思い、長期で魅力的な腕時計を保有してはいかがでしょうか?

ご自身のロレックスの価値が高まれば売却せずともさらに満足を得られるはずです。

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