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退職金はどこに投資すれば増やせる?失敗しない運用方法を解説

2022/11/28

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退職金の投資先、どこがおすすめ?運用方法の選び方

退職金の一部を投資に回して賢く増やす場合、重要なのは「どこに投資をするか」「どんな運用方法を選ぶか」です。

特に退職金は、老後生活の資源となる大事なお金です。むやみに投資をして、せっかくの退職金を減らしてしまうことは大きなリスクとなります。

 

退職金の投資先を選ぶときに最も大事なことは、「お金を大きく増やせるか」ではなく、「今あるお金を減らさずに増やせるか」です。

ここからは、退職金を安全に賢く増やすためにおすすめの運用方法を紹介します。

定期預金

定期預金は、あらかじめ預入期間を決めて預金をする方法です。

預入期間は金融機関によって異なりますが、数ヶ月~数年単位で行うのが一般的です。

 

定期預金は普通預金よりも金利が高く設定されているため、通常よりも多くの利息を受け取ることができます。また、3ヶ月~6ヶ月程度の短期商品ではありますが、「退職金用定期預金」という商品を用意している金融機関も多く、通常の定期預金よりもさらに高い金利が設定されています。

 

ただし、定期預金は投資というよりも貯蓄という意味合いが強く、元本が保証(預金保険制度の対象)されている安心感はあるものの、これだけでお金を増やせるわけではありません。

ほかの運用方法と組み合わせながら、手元に置いておきたいお金については定期預金を利用すると良いでしょう。

個人向け国債

個人向け国債は、退職金運用でよく選ばれる投資先です。

国が発行している債券を購入することで国に対して融資を行い、満期(償還日)がきたら元本+利子を受け取るという仕組みです。

個人向け国債の場合、国が破綻しない限り元本割れのリスクはありません。安全性の高い運用方法で、3年満期(固定金利)、5年満期(固定金利)、10年満期(変動金利)の3種類があり、いずれも最低金利保証(0.05%)があるため安心です。

固定金利の国債なら、3年後、5年後にいくら受け取れるのかを、投資した時点でシミュレーションできるというメリットもあります。変動金利の10年満期であれば、シミュレーションよりも受け取るお金が増える可能性もあるでしょう。

ただし、国債が満期を迎えたときに受け取る利子に対しては、20.315%分の税金が差し引かれます。税金も考慮したうえで、退職金のなかからいくら投資するかを検討するのがポイントです。

 

財務省:個人向け国債窓口トップページ

投資信託

投資信託とは、投資家から集めた資金を投資のプロが運用し、その利益を投資家に分配するという資産運用の方法です。退職金の運用自体はプロに任せられるため、投資の経験が全くない方でも始めやすいのが魅力です。

 

投資信託にはたくさんの銘柄があり、投資家から集めたお金をどのように運用するか、どれくらいの分配金を得られるのかは、銘柄によって異なります。

利回り3%程度の銘柄もあれば10%を超える銘柄もあり、いずれの場合も定期預金や個人向け国債と比較すると高利回りなので、退職金をしっかり増やしたい方におすすめです。

 

ただし、投資信託に元本保証はありません。投資のプロに任せられるとはいえ、元本割れのリスクはあるため、退職金で投資信託を始める場合は銘柄選びが重要です。

退職金の投資・運用に失敗しないコツ

退職金の投資、資産運用に失敗しないためには、以下の点を確認しておきましょう。

ライフプランを整理する

退職金の運用先として何を選べば良いか迷ったときは、定年後のライフプランを整理することから始めてみてください。

これから先の人生で何が起こるのか、ライフイベントを整理したうえで、どれくらいのお金が必要になるのかを洗い出してみるのです。

 

例えば、以下のようなイメージです。

定年退職後、65歳からは公的年金の受給が始まりますが、それだけでは生活費が不足する可能性もあります。すぐに必要になるお金は投資に回さず、普通預金または「定期預金」に預けて、必要なタイミングで使えるようにしておきましょう。安全性が高く、融資期間が明確な「個人向け国債」で運用するのもおすすめです。

一方で、旅行などの娯楽費、子ども・孫の支援のために使うお金など、すぐに使う予定がないお金については、投資信託での運用を始めてみてはいかがでしょうか。
必要なタイミングまで賢く運用することで、お金を増やせる可能性があります。

分散投資をする

退職金の投資先を一つに絞る必要はありません。

「分散投資」とは、手元にある資金を複数の投資先に分けることで、リスクを抑えるという投資手法です。分散投資をすることで、仮に一つ失敗してしまったとしても、ほかが上手くいけば老後資金がなくなることはありません。

 

また、一度にすべての退職金を投資するのではなく、毎月一定額ずつ積み立てるなど、投資するタイミングも分けることも大切です。価格が低いときにはたくさん購入し、価格が上がったら口数を減らすなどの調整ができる定額積み立てを利用することで、高値つかみを防ぐことにつながります。

専門家に相談する

退職金運用は、収入がない状態で行うケースがほとんどなので、できるだけお金を減らさず安全に増やすことが大切です。

定期預金ならお金が減ることはありませんが、増やすこともできません。投資信託ならお金を増やせる可能性がありますが、やり方によっては減らしてしまう可能性もあります。

どんな投資先、運用方法を選ぶべきかは、家族の状況や資産・貯蓄の状況などによって一人ひとり異なります。

そのため、絶対に失敗したくないと考えるのであれば、投資や資産運用の専門家であるIFAに相談し、プロのアドバイスをもらうことも検討してみてはいかがでしょうか。

退職金の投資・運用はIFAに相談しよう

退職金は、老後の生活を支えてくれる大切なお金です。

少しずつ切り崩しながら生活するのも良いですが、人生100年時代と言われる昨今、退職金だけでは足りない可能性も十分考えられます。

お金が無くなってしまってから焦っても、増やすことはできません。退職金というまとまったお金が手に入った今だからこそ、投資によってお金を増やすということも考えてみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルスタンダードでは、お客様の資産形成や資産運用に関する無料相談を承っております。

退職金を上手に増やす方法についても、個別面談によってアドバイスをさせていただきます。何から始めれば良いか分からないという方も、まずはファイナンシャルスタンダードにお気軽にご相談ください。

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