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教育資金の準備。学資保険とつみたてNISAはどちらを選ぶべき?

2019/11/15

子供の教育資金を準備する手段になる、学資保険とつみたてNISA。これらの金融商品にはそれぞれ、どのような特徴があるのでしょうか。この記事では、学資保険とつみたてNISAの特徴やメリット・デメリットについて解説したうえで、どちらを選択すべきなのか考察します。

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学資保険とは?メリット・デメリットについて解説

学資保険は、生命保険会社が販売する貯蓄型の保険商品で、子供の入学時期に合わせて、あるいは一定の期間ごとに、お祝い金が給付されます。そして満期時には、一定の満期保険金が給付されます(お祝い金を受け取らず満期保険金のみ受け取るタイプの商品もあり)。

保障内容は商品によって異なり、親に万一のことがあった場合には保険料の支払いが免除される特約を付加したり、子供の医療保障を付加したりすることも可能です。

学資保険のメリット
学資保険には、以下のようなメリットがあります。

・子供の入学時期など、お金が必要なタイミングでお祝い金の給付を受けられる
・生命保険会社が破綻しない限り、一定の返戻率が保障される
・親に万一のことがあった場合には保険料の支払いが免除されるうえ、子供の教育資金を確保することもできる
・支払保険料総額以上の給付金を受け取ることができる(返戻率100%超の商品の場合)

学資保険のデメリット
学資保険には、以下のようなデメリットもあります。

・低金利状態が続く現在は返戻率がかなり抑えられている商品が多く、以前ほどの「うまみ」がなくなってきている
・生命保険会社が破綻した場合、祝い金や満期保険金などが減額されてしまう可能性がある
・満期前に解約すると、返戻率が100%を下回る可能性がある

つみたてNISAとは?メリット・デメリットについて解説

近年、多くの人の注目を集めている「つみたてNISA」。これは、長期積立・分散投資による資産形成を目的としてつくられた制度で、毎年40万円まで投資することができます。そして投資によって得た利益については、最長20年間課税されません。

積立金は予め選定したファンドによって運用されるため、投資に関する知識が浅い方でも気軽に始められます。

つみたてNISAのメリット
つみたてNISAには、以下のようなメリットがあります。

・運用成績によっては、投資金額を上回る運用益を得られる可能性がある
・毎月1000円から投資することができる
・年間40万円を上限として、積立金を自由に設定できる
・積立を一時中断することができる

つみたてNISAのデメリット
つみたてNISAには、以下のようなデメリットもあります。

・元本保証がなく、運用成績によっては元本割れしてしまう可能性がある

学資保険とつみたてNISAはどちらを選ぶべき?

ここまで、学資保険とつみたてNISA、それぞれの特徴について見てきました。では、実際のところ、私たちはこれら2商品のうち、どちらを選択すべきなのでしょうか。
その答えは、「何を重視するか」によって変わります。

保障性や安全性を重視するなら学資保険
学資保険は、生命保険会社が破綻しない限り一定の返戻率が保障されます。また、親に万一のことがあった場合には保険料の支払いが免除されるなど、つみたてNISAにはない「保障性」も兼ね備えています。

様々なリスクを想定しつつなるべく安全に、確実にお金を貯めたいという方は、学資保険を検討してみてはいかがでしょうか。

資産形成や利回りを重視するならつみたてNISA
つみたてNISAは学資保険とは異なり、毎月の積立金を自由に設定することができます。例えば、ボーナス月は多めに、その他の月は無理のない範囲で積立をする、ということも可能なのです。
また、学資保険の場合は満期まで保険料を払い込み続けなければなりませんが、つみたてNISAの場合は経済状況などに応じ、積立を一時的に停止することも可能です。

さらにつみたてNISAの場合、ファンドの運用成績によっては学資保険をはるかに上回る利回りを期待することができます。

ある程度の余剰資金がある方、元本割れのリスクについてきちんと理解できる方、利回りを重視される方は、つみたてNISAを検討してみてはいかがでしょうか。

つみたてNISAは、誰でも気軽に、少額から始められる資産形成法です。これまで投資に興味がなかったという方も、これを機会に始めてみてはいかがでしょうか。

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