大学の学費はどのくらいかかるのか、これについてのイメージは資金を準備する観点から、できるだけ早いうちに持っておくことに越したことはありません。
その一助とするために、本コンテンツでは国立・私立・学部系統ごとに調査した学費の平均額と卒業までに要する学費の推測値をご紹介します。

国立大学の状況
国立大学の学費は、文部科学省「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」により定められています。
検定料を除いた初年度学生納付金は、学部を問わず817,800円となります。内訳は以下の通りです。

なお、施設設備費は大学や学部などで発生する場合があり、特に医学部など理系学部などで高くなる傾向があります。
・入学料:282,000円
・授業料:535,800円
・施設設備費:0円から150,000円


私立大学の状況
文部科学省の調査によりますと、2017年度における私立大学の初年度学生納付金は、対前年比2.5パーセント増加の1,333,418円でした。
学部を問わず、近年の私立大学の学費は若干の増加傾向にあります。

内訳は、以下のとおりです。なお、この他に大学や学部によっては寄付金などが発生しますので注意が必要です
・入学料:252,030円
・授業料:900,093円
・施設設備費:181,294円

国立大学と異なり、私立大学の場合は大学単位はもちろんのこと、学部ごとに学費が大きく異なってきます。
ここでは、学部系統を人文社会科学・理科・医・歯・その他に分類して、学費の違いを見てみましょう。

人文社会科学系:合計平均1,165,310円(対前年比1.6パーセント増加)
・入学料:231,811円(同1.3パーセント減少)
・授業料:781,003円(同2.9パーセント増加)
・施設設備費:152,496円(同3.0パーセント減少)


理科系(医学部と歯学部を除く):合計平均1,540,896円(対前年比1.5パーセント増加)
・入学料:254,941円(同0.5パーセント減少)
・授業料:1,101,854円(同2.8パーセント増加)
・施設設備費:190,965円(同3.4パーセント減少)


医学部:合計平均5,091,266円(対前年比0.9パーセント減少)
・入学料:1,325,507円(同3.6パーセント増加)
・授業料:2,667,583円(同2.5パーセント減少)
・施設設備費:1,075,067円(同2.3パーセント減少)


歯学部:合計平均4,289,239円(対前年比変わらず)
・入学料:563,403円(同上)
・授業料:3,167,038円(同上)
・施設設備費:558,798円(同上)


その他(家政、芸術、体育、保健など):合計平均1,452,102円(対前年比0.2パーセント減少)
・入学料:264,503円(同0.4パーセント減少)
・授業料:957,495円(同0.2パーセント増加)
・施設設備費:230,103円(同1.7パーセント減少)


卒業までかかる学費は?
以上を考慮しますと、卒業までに必要となる学費は概ね以下の通りと考えられます。
なお、特に私立大学においては大学ごとの差が大きいことから、ご参考程度に留めてください。
・国立大学(医学部と歯学部を除く):約2,500,000円
・国立大学(医学部および歯学部):約3,500,000円
・私立大学(文系):約4,000,000円
・私立大学(医学部と歯学部を除く理系):約5,500,000円
・私立大学(歯学部):約24,000,000円
・私立大学(医学部):約30,000,000円

【参考】
http://ishin.kawai-juku.ac.jp/university/schoolexpenses/schoolexpenses2.php


大学の学費は頭の痛い問題と感じる親御様は、多いと思います。
少しでもお子様が学業や大学時代でしか経験できないことに時間を費やせるよう、学費に関するマネープランは早めに整えておきたいものです。



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