2013年9月に日本法人「Uber Japan株式会社」が第2種旅行業者に登録されて「Uber ウーバー」という新しい自動車配車サービスが日本で始まりました。

Uberとは
ウーバーとはタクシーとは違い一般のドライバーが自家用車で配車サービスを行います。しかし国土交通省から「自家用車による配車サービスは白タク行為に当たる」との指導を受けて、2015年3月にサービスは中止になり、現在も再開の目途は立っていません。

ドライバーはウーバーアプリに登録し、ウーバー専用のドライバーとして登録されてから、配車サービスに従事します。
利用者はアプリでドライバーを選んで指名するため、ドライバーは利用者からの評価が低いと指名がもらえません。その為、評価を上げるべく丁寧な応対をしたり、車内を清潔に保つなどしています。

気になる料金ですが、アプリで現在地と目的地を入力すると自動で距離が計算されて、迎車料金と乗車料金が決まります。目的地に到達した時点でアプリに請求書が届き、スマホで決済されます。

ドライバーは、サービスが提供できないときはアプリ上で指名できない状態にしておけばよく、空いた時間だけ配車サービスに従事できます。
車両も自家用車を使用しますので、会社に通わずそのままドライバーとして活動できるメリットがあります。
利用者も料金がタクシーよりも安く、評価システムの無いタクシーよりも快適に利用できるということで利用する人が増えています。

しかし問題として、ウーバーのサービスはタクシー会社の仕事を奪うことになるため、タクシー事業からの反発が強く、イギリスではウーバーの営業免許が更新されませんでした。日本でも国土交通省がウーバーは白タク行為に当たるとしてサービス中止に追い込まれました。

日本で普及するか
仮に日本でウーバーのサービスが認可されたとしても、ウーバーは日本では普及しないのではと思われます。

その理由として、まずタクシーが過剰になるほどタクシーの利用者が少ないことが挙げられます。
ウーバーが人気なのはタクシーが少なくて、捕まりにくい国ばかりです。日本はタクシーを捕まえやすい分、新しいサービスを使ってまで利用したいと思わないのが一つと、タクシーを利用する高齢者たちがスマホをうまく使いこなせない問題があります。
専用アプリの操作方法がわからなければ、利用できませんので操作方法を覚えるならば電話でタクシーを呼んだ方が早いとなります。

もう一つ日本的な問題点として、ガソリンが海外より高い点があります。車の燃料代はドライバー側が負担しますから、燃料代が高ければその分ドライバーの利益は少なくなります。
他にも自家用車で商売したいと思う人が少なかったり、会社での労働時間が長いので、副業としてドライバーをするには時間や体力が無い等、ドライバーになる人が海外に比べると少ないと考えられます。


2018年9月ウーバーは、名古屋のタクシー会社と協業で、ウーバーアプリでタクシーの配車をすることを始めました。タクシー会社はすでに自社のアプリで配車サービスを始めていましたが、アプリ開発の設備投資や技術革新でウーバーに遠く及ばないことから、ウーバーと協業することを決めたそうです。

この取り組みにはウーバーを敵視するタクシー業者側から総スカン状態とのことですが、この業務提携は成果が表れているとのことですから、ウーバーは自社で配車サービスを行わずに、これからはタクシー業界と提携して、日本に普及していくことになりそうです。



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