独身の日と聞かれて答えられる日本人は少ないと思います。新しくできた記念日かと思われがちですが、知らなくて当たり前です。
独身の日は日本の習慣ではなく中国独自の習慣だからです。

近くて遠い国の中国には、日本と違った独特の主観があって、独身の日という記念日があります。毎年11月11日が、1が四つ並ぶから1を独身に見立ててそう呼ぶようになりました。

独身の日とは

独身の日は、光棍節(こうこんせつ)と中国では呼ばれ、「光棍」は中国で独り身を、「節」は祝日を意味しています。
公式に祝日ではなく日本でいうとバレンタインデーのような感じで祝われています。

独身の日は1993年に南京大学の学生が推奨して始まりました。
2009年に中国最大のECモールのアリババがオンラインショッピングを使ってこの独身の日を盛り上げることを考え、「双十一」(11が二つ並ぶから)と称してバーゲンセールを始めました。

最初に参加したのは27店舗と小規模な状態でしたがアリババのCEOジャック・マー氏は継続的に双十一を行い、アリババの急拡大とともに参加する店舗も増え、中国全土に浸透していきました。

今では独身の日と言えばバーゲンセールの日と、言うようになりました。


この独身の日に中国ではどのようなものが売れているのでしょうか?
まずは紙おむつや粉ミルクが良く売れています。紙おむつや粉ミルクと言えば日本で中国人が爆買いしたことで有名な商品です。
独身の日でも日本の紙おむつや粉ミルクがよく購入されました。

他にもシャンプーやトリートメントやヘルスケア関連商品、コスメ、サプリメントなどの商品もよく購入されています。
中国の習慣として日用品をバーゲンセールのタイミングでまとめ買いをして、節約していることが挙げられます。

他にも海外のブランド品も独身の日に合わせて購入されています。


独身の日の売り上げですが、さすが中国 1日で約3兆円にまで達しています。
日本の楽天市場でも年間で約3,4兆円なことを考えると、いかにすごいかがわかります。

この売り上げの多さに商品の配送が追い付かず、半月経ってもまだ商品が届かない等、トラブルがありましたが、物流業者も規模を拡大し、業者も増え、セールの日に合わせて臨時宅配員を待機させるなどし、遅延問題は徐々に解消されていきました。
この配送遅延問題の解消が売り上げの増加にも寄与しています。

日本企業も独身の日に着目し、セールを展開。マーケットシェアを着実に伸ばしています。


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