「メジャーリーガーは年金をたくさんもらえるって聞いたけど、本当なのかな…」

と思っている方。メジャーリーグは、日本のプロ野球と比べてもかなり手厚い年金制度を用意しています。
そのため、メジャーリーグ選手は引退した後も安心して生活することが可能です。

この記事では、

・メジャーリーグの年金制度とは
・日本のプロ野球における年金制度との比較

の順に、メジャーリーグの年金制度について解説します。

メジャーリーグの年金制度とは
年金制度というと国が用意するものと思っている方もいるかもしれませんが、メジャーリーグでは選手会が年金を運営しています。

その特徴は、選手が掛け金を全く払わないことです。テレビやネット放映による放映権料や選手の肖像権による収入などから「メジャーリーグ選手年金基金」に積み立てられて、それが選手の年金になります。

年金をもらうためには「1日以上メジャーリーグに在籍」
選手会が積み立てた年金は、メジャーリーグに1日でも在籍した選手へ支払われます。

一方、マイナーリーグの選手は年金をもらうことができません。メジャーリーグは実力主義の世界であることがよくわかります。

メジャー在籍10年で満額の「約2000万円/年」が一生もらえる
年金は満額で毎年およそ2000万円(175000ドル)です。

もらえる額はメジャーに在籍していた年数によって、

・5年:満額の50%
・6年:満額の60%
・7年:満額の70%
・8年:満額の80%
・9年:満額の90%

と分かれています。

メジャーに在籍した日本人だと、満額を受け取れるのはイチロー選手と松井秀喜選手、野茂英雄選手、大家友和選手の4名です。およそ50名の日本人選手が今までメジャーで活躍していると考えると、10年以上の在籍は厳しい条件であることがわかります。

続いては、日本のプロ野球における年金制度を紹介します。

日本のプロ野球における年金制度
日本のプロ野球における年金制度は、2012年まで機能していました。しかしながら、財源の不足などにより現在は廃止されています。

今では、プロ野球選手の引退後にもらえるのは国民年金のみです。人にもよりますが、国民年金の給付額は年80万円ほど。メジャーリーグと比べると、その差はかなり大きいです。

飲食店や企業の経営や、指導者・解説者をする選手が少なくないのも、年金制度が理由の1つでしょう。日本のプロ野球選手は、引退したあとのセカンドキャリアについて考える必要があるのです。

メジャーリーグは世界最高クラスの年金で、プロ野球とは異なるキャリア形成
ここまで、メジャーリーグ選手の年金制度について紹介しました。

年金について、あらためてメジャーリーグとプロ野球を比べると以下の通りです。

【メジャーリーグの年金制度】
・1日以上メジャーリーグに在籍していた選手に対して支払われる
・満額で毎年およそ2000万円(175000ドル)
・在籍1年ごとに額が変わる

【日本におけるプロ野球の年金制度】
・国民年金のみ
・人によるが、毎年80万円ほど
・選手は引退後のキャリアをしっかり考えなければならない

メジャーリーグの年金制度は、日本のプロ野球と比べてもかなり手厚いことがお分かりいただけたかと思います。



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