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経済指標 その1 米国GDP

2015/12/01

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GDPとは

GDPとはGross Domestic Product (国内総生産)の略で、一定期間(四半期または一年)に国内全体で新たに生産された財やサービスの付加価値額を合計したものです。

分かりやすく言うと・・

GDPは国内の人々の収入の合計額です。
例をあげます。
自動車は多くの部品は鉄です。Aさんが自動車の部品となる鉄を50万円でトヨタ自動車に販売したとします。
すると売った瞬間GDPは50万円アップします。(これがAさんの収入になるわけです)その後、部品を仕入れたトヨタ自動車が、それらを加工して200万円の自動車を作り販売します。
この時、売値の200万円から仕入値の50万円を引いた額(150万円)がトヨタ自動車の収入になりますので、これもGDPは150万円アップです。

付加価値というのは、仕入値よりも高い価格で売れるように価値を付け加えたということです。
付加価値を付けずに、原価でモノが売買されても誰も儲かりません。ですから付加価値をつけます。そして付加価値は誰かの収入になるのです。これが冒頭で述べた「GDPは国内の人々の収入の合計額」という意味です。私たちの使ったお金は、全て誰かの収入になっているのです。ですからみんなの財布の紐が固くなると、経済は回らなくなるのです。

GDPの発表時期

米国GDPは米国商務省が四半期ごとに「速報値」「改定値」「確定値」を一か月おきに発表していきます。
全て毎月の下旬に発表されます。中でも速報値が最も注目されます。

主要項目や注目点

米国GDPは世界全体のGDPの約22%を占めるため、世界経済に与える影響は大きく、最重要経済指標の一つです。日本は世界第三位の経済大国ですが、米国のGDPは日本のGDPの4倍強(2015年予)です。

ですから日本のGDP+4%と米国のGDP+1%は、だいたい同じ金額となります。そう言われると米国のGDPが0.1%増減するだけで大きなニュースになることも納得できます。
米国GDPの主要な項目は「実質GDP」「名目GDP」「個人消費支出」「設備投資」「住宅投資」「在庫投資」「政府支出」などがありますが、中でもGDPの約70%を占める個人消費支出に注目が集まります。

もう一歩 深読み

2008年、米国GDPはマイナス4%と戦後最大の下落幅を記録し、リーマンショックが起こりました。株価は2007年の14,000ドルから、2008年9月には8,000ドルを割り込むまで40%を超える下落となりました。

GDPと株価の連動性は高く、当然注目しなくてはいけませんが、もう少し指標を深読みすることも相場を予測するうえでは重要になりそうです。
次のグラフをご覧ください。参考資料 出所:Bloomberg

GDP、ダウ工業30種、中古住宅販売(前年比)が表示されています。GDPの速報値だけを見て取引をするのではなく、GDPの構成項目ごとに数値を確認していれば、リーマンショックの随分前から「住宅投資」部門の減速に気が付いたことでしょう。そこから住宅投資の重要指標である中古住宅販売にまで注目できていたら、米国の住宅バブルの崩壊を事前に察知出来ていたかもしれません。

GDPは一国の経済全体の動きを把握する重要指標です。そこから細部にまで関心を持ってみることには大きな意義があるのです。
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※経済指標シリーズ記事※
経済指標と相場変動
経済指標 その2 米雇用統計
経済指標 その3 FOMC
経済指標 その4 米国中古住宅販売件数が相場に与える影響
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