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失敗しない投資信託はある?失敗する原因・対策を分かりやすく解説

2021/12/13

十分な老後の資金や子どもの教育資金を準備するためには、自助努力が必要だと言われています。そして、お金を増やす手段の一つとして利用されているのが投資信託です。しかし、投資信託による資産運用に失敗するとお金を増やすどころか減らすことにもなりかねないため、失敗しない投資信託があれば知りたいと考える方は多いでしょう。

そこでこの記事では、失敗しない投資信託はあるのか、失敗する原因や失敗しないための対策について分かりやすく解説します。

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投資信託は失敗しやすい?よくある原因

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてプロが運用し、その利益を投資家に分配する金融商品です。

投資信託における失敗とは資産が減少することです。投資信託は貯蓄ではなく投資のため、資産が減ってしまうリスクも同等に存在します。

そこでまずは、投資信託で失敗する原因としてよくあるものを紹介します。

 

短期売買を繰り返している

例えば、株式で運用する投資信託の場合、値が下がった時点で購入して、値が上がった時点で売却することで売却益を得ることができます。そのため、投資信託を始めると日々の値動きに一喜一憂してしまうことも多く、短期売買を繰り返してしまう方もいるでしょう。

短期売買は、ある程度資産運用に慣れた経験者がタイムリーに行うことで利益を得ることができますが、経験者であっても売買のタイミングをタイムリーに見極めるのは至難の業です。そのため、運用に慣れていない初心者や忙しい社会人の場合、利益どころか損失を出し、失敗してしまうケースもあるでしょう。

また、短期売買で大きな利益を得ようと思うと値動きの激しい銘柄がターゲットとなります。値動きが大きいということは、成功したときのリターンが大きい代わりに、失敗したときのリスクも大きいため、十分注意が必要です。

一方で、長期運用の場合、長期で保有すればするほど収益は安定する傾向にあります。一時的に値段が下がったとしても将来的に利益がでることもあるため、日々の値動きに一喜一憂する必要はなく、時間をかけてじっくり運用することで失敗を防げる可能性が高いでしょう。

 

戦略を立てていない

投資信託を始めるときは、いつまでにどれくらいお金を増やしたいかという運用目標や期間を決めたうえで、投資する金融商品を選びます。さらに投資信託で失敗しないためには、期待できるリターンのみを見るのではなく、投資する商品の「組み合わせ」によってリスクを抑えることが大切です。

「雑誌のランキングで上位だったから」等の理由だけで戦略を立てずに運用すると、運用期間の設定やリスク分散が十分に出来ず、投資信託での失敗を招いてしまいます。

とはいえ、どんな金融商品にどれくらい投資するのが良いかの判断は、プロでもなかなか難しいものです。自分で情報を集めて知識を付けることは大切ですが、初心者の場合は専門家のサポートを受けながら戦略を立てていくことも検討しましょう。

 

手数料が高い

投資信託で資産運用をする場合、株や債券を購入する際にかかる販売手数料、投資信託を解約する際に発生する解約手数料などの手数料がかかります。手数料を考慮せずに売買をしてしまうと、自分では利益がでているつもりでも実際には手数料分が損失となり、気づかぬうちに失敗してしまうのです。

投資信託に必要な手数料は、証券会社など投資信託を扱う会社によって異なります。投資信託を始める際は手数料など必要な諸費用についても事前に確認しておきましょう。

また、つみたてNISAなどを活用して税金面でのメリットを受けることもおすすめです。

 

リスクを把握していない

投資信託は初心者でも気軽に始めやすい投資手法の一つですが、投資対象となる金融商品やタイミングによって、価格変動によるリスク、為替変動によるリスク、信用によるリスク、金利変動によるリスクなどさまざまなリスクが存在します。

リスクを把握せずにリターンだけを見て投資をすると、失敗してしまう危険性もあるでしょう。投資信託は元金保証されている金融商品ではないため、リスクを理解したうえで始めることが大切です。

失敗しない投資信託はある?対策やコツを解説

投資信託を利用した資産運用をする上で重要なことは、収支状況や所有資産、ライフプランなどを考慮して、いつまでにお金をいくらに増やしたいのかという目標を立て、目標に合わせてしっかりと投資戦略を立てることです。

ここからは、失敗しない投資信託を始めるための対策やコツについて解説します。

 

戦略を立てる

投資信託で失敗しないためには、戦略を立てることから始めてみましょう。初心者の場合は専門家に相談しながら運用戦略を立てるのもおすすめです。

投資信託の戦略について専門家に相談する場合、相談する相手はIFAがおすすめです。IFAとは、Independent Financial Advisorの頭文字を取ったもので、独立系ファイナンシャルアドバイザーと呼ばれることもあります。

証券会社の営業に相談する方も多いですが、証券会社は株式、債券、投資信託などの取引を行うときに窓口となる会社です。そのため、その人にとって適切なアドバイスをするのではなく、その証券会社が売りたい商品をすすめられてしまう可能性があります。

IFAは証券会社と業務委託契約を結んでいるケースが多いですが、証券会社の社員ではありません。中立的な立場のため、一人ひとりに合わせた最適な戦略を初心者でも分かりやすくアドバイスしてもらえるでしょう。

 

リスクとリターンの関係を理解する

投資信託に失敗しないためには、リスクとリターンの関係について理解しておくことも大切です。

投資におけるリスクとは値動きの幅や不確実性のことを指し、リターンとは投資によって得られる結果を意味しています。注意しなければならない点は、リターンにはプラスだけではなくマイナスの結果も含まれるということです。

一般的に大きなリターンが期待できる投資には、失敗したときのリスクも大きくなる可能性があります。一方で、リターンが小さい、つまり値動きや不確実性が少ない投資の場合、大きなリターンは期待できないものの、失敗したときのリスクも最小限に抑えることができるのです。

投資信託を始める場合、このようなリスクとリターンの関係を理解しておくことで、大きな失敗を回避することにつながります。

 

余剰資金で長期投資をする

投資信託による失敗を防ぐには、生活費や使う予定があるお金まで投資してしまうのではなく、当面使う予定のない余剰資金のみを使うようにしましょう。
株式や債券はさまざまな要因によって値動きをするため、予期せぬ事態によって急激な値下がりが起こる可能性もあります。生活費や使う予定があるお金までも投資に回してしまうと、万が一のことが起こったときに取り返しのつかない事態に陥ってしまう危険性があります。

また、余剰資金で投資信託を始めることで、長期投資が可能となります。長期投資は、一時的に値が下がったとしても運用期間中に再度値上がりすれば失敗することはなく、一般的に投資期間は長いほうが収益は安定すると言われています。
また、長期投資であれば複利効果が得られるため一定期間ごとに利子を加えた金額が新たな元本となり、その分だけ効率良く資産を増やすことができるというメリットもあります。

 

分散投資をする

投資信託で失敗しないためには、長期投資に加えて分散投資をすることも重要です。

一つの投資信託に全財産を集中投資してしまうと、万が一値下がりが起こった場合、大きく資産を減らしてしまうリスクがあります。
株式や債券など投資先の種類の分散や、国内、海外など投資するエリアの分散。また、毎月一定額を積み立てるなどしてリスクを分散させ、一つが値下がりしても他が値上がりするなど、バランスを取りながら安定した資産運用を行うことができるようになります。

投資信託に失敗しないために!ファイナンシャルスタンダードにご相談ください

投資信託に失敗しないために大切なことは、一人ひとりに合った最適な投資戦略のアドバイスと資産運用のサポート、アフターフォローまで対応してくれる、信頼できるアドバイザーを見つけることです。

ファイナンシャルスタンダードでは、プロでも失敗してしまう可能性があるギャンブル性の高い投機を提案することはありません。
初回の面談にてお客様の収支状況や保有資産、資産を増やす目的などをヒアリングしたうえで、一人ひとりの状況に合わせて最適な戦略と資産運用の方法を提案いたします。
長期的な視点で資産を育てる安定運用を投資方針としているため、資産運用が初めてという方でも安心してご相談いただけるでしょう。

失敗しない投資信託をお探しの方は、ぜひファイナンシャルスタンダードにご相談ください。

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