ワイン投資について、その魅力を知ろう!

2019/12/25

先行きが不透明な世界経済、そして十数年おきに発生している金融危機、さらには歴史的な低金利、現代の投資環境に疲れ果ててしまった投資のプロフェッショナルたちは今、チャート上の数字を追い求めることではなく本質的な価値への投資へと軸足を移しています。

こうした”本質的な価値”の追及を最も反映しているのは金(ゴールド)の相場で、リーマンショックが発生した2007年には1グラム2600円台だった金相場は、2019年には5800円台をつけました。

ワイン投資の魅力とはまさに”本質的な価値”を求める投資家たちを惹きつけるものであり、供給量が限定されているという点では金(ゴールド)と同じです。経済的な論理に基づいた評価が可能であることが、ワインの投資魅力度を高めています。

このような背景からブームの兆しを見せているワイン投資について、その魅力をお伝えします。

■あわせて読みたい記事

ワイン投資は「情熱資産」と呼ばれる古くて新しい資産

ワイン投資を知るうえで知っておきたいのが「情熱資産」というキーワードです。英語では「パッションアセット」と呼ばれている種類の資産で、ワインのほかにはアンティーク家具や宝石、クラシックカー、硬貨(コイン)などが含まれており、いわゆる収集家たちが趣味としてコレクションしてきたものを指しています。

情熱資産の特徴は、その名が示す通り「情熱」を捧げる大きなコミュニティを有していることです。そして、独自の価値を持っており、供給量や現存数が限られていることが「資産」として扱われる条件となります。

ワインに対する世界中の人々の情熱については、わざわざ説明する必要もないかもしれませんが、素晴らしい1本のワインを手に入れるためには数十万円、数百万円を出すという人たちの大きなコミュニティがあります。書店にはワインの銘柄を紹介する書籍が数多く並んでいますし、ソムリエが行う講演会やディナーパーティは常に人気があります。

中国でワイン投資が盛り上がる理由

近年では中国でもヨーロッパのワイン先進国を模倣した本格的なワイン生産が行われています。実は中国では紀元前からワイン作りが行われていたのですが、さまざまな民族の異なる統治者によって治世がおこなわれた結果、いつの間にかワイン作りの文化が途絶えてしまっていました。中国は実に17世紀ぶりにワイン生産国へと復帰したのです。

ワインを日常的に飲む習慣が生まれると、次第に希少価値の高いワインへの情熱が高まってくるものです。味そのものだけではなく、歴史や格式などを感じながら本物のワインを飲むという文化が、中国の富裕層を中心に広がっています。

そもそも中国は「情熱資産」に投資する文化が根強い国です。アンティークへの関心が高く、お茶への情熱についてもイギリス人を上回るものがあります。ワインへの投資的な関心を寄せ始めたのは最近のことですが、情熱資産に大金を投じるという素地はある国なのです。

クローズドが中心の欧州ワインファンド

ワイン投資に興味を持ち、投資を始めてみようと感じられた投資家の方には少し残念なお知らせですが、株や投資信託のような金融商品とは異なり、ワイン投資を始めるためのハードルは少し高いです。

というのも、ワイン投資そのものの人気が非常に高くなっているために、お金を出したいという投資家が急激に増えているものの、ワインは限りなく農産物に近いものであるため全ての資金を受け入れることができません。特にフランスのようなブランド生産地のワインについては、何年も先まで投資家が行列を作っています。

さらに、このような生産段階に投資を行うワインファンドの多くが、紹介者や知人のみのクローズドな資金しか受け入れない仕組みになっており、募集されているという情報を手に入れるだけでもひと苦労です。

ワイン投資の魅力のまとめと、ワイン投資の始め方

ワイン投資は、先行きの見えない現在の世界経済の影響を受け、手に取って味わうことのできる”本質的な価値”のある投資として人気が高まっています。さらに中国でのワインブームの影響によって、ワイン投資への参加者が増加傾向にあります。

しかし、ワイン投資を行うことはハードルが高く、欧州の有名なワイナリーやワインヤードへの投資を行うことができる投資家は、非常に少ないです。

もしワイン投資を始めたいと興味を持った投資家の方は、まずはビンテージワインなどの既に評価の高いワインのボトルを手に入れるところから始められてはいかがでしょうか。年を追うごとに価格が上昇する点ではワイン投資の面白さを感じる反面、丁寧に管理をしなければならず知識や経験が求められる点にはワイン投資の難しさを実感されることでしょう。

どれだけワインに対して情熱を注ぐことができるのか、情熱資産の面白さと難しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。

損をする落とし穴をわかりやすく解説 無料 投資信託セミナー

10,000人が参加した投資信託セミナー 受付中

CLOSE